三角と四角が同じと言い張る息子:双子をアイビーリーグに入れるまで後4900日 | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

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リモート授業で家にいる工学部大学生の息子は今、中間テスト中です。非常に面倒です。プンプン

 

お陰で、筆者は三食、仕事部屋で食べてます。ダイニングテーブルを占領している息子を気にしながら、料理をしてコソコソ部屋に食事を運んでます。うーーん。ショボーン

 

 

(大きくテストの提出時間が書いてあるボード。間に合ったんですかねえ。)

 

気が散るから、あっちへ行け、と言うくせに、自分が話をしたくなったらいきなり仕事部屋に踏み込んで来たりする。フェアじゃない。プンプン

 

昨日もそんな息子が仕事部屋に乱入して来て、テストの設問が不明瞭で解き方が確定出来なくて随分時間がかかったと、提出したばかりのテストについて興奮して延々と話続けました。

 

ええっと、なんやねん。なんの話やねん?(なぜか関西弁。)酔っ払い

 

教授は線形代数を使って回答して欲しいらしいということを察知したけれど、複数の解釈の出来る設定には異存があるということらしいです。その鬱憤を筆者に晴らしていたということのようです。まあ、自分の母親が熱力学を理解出来るとは思ってないんでしょうけど、他に話せる人が誰もいない。気の毒なので、母親としてまあ、聞きます。さっぱり、分かりませんが。ゲッソリ

 

息子は、幼児の頃からモノの見方がちょっと変わっています。ニヤリ

 

我が家の双子とはまだロクに会話が成立しない頃から、『もの探し』のゲームをよくやりました。車に乗っている最中も、何か窓から見えるものを言って、それがどこにあるか探させる。見つけるのは、単なる形のこともあるし、看板にある絵だったり、近くに走っている車の種類だったり、文字だったりしました。ランダムです。

 

『I Spy』 というもの探しの絵本もよく使いました。双子を育てるのは、手がかかるんですけど、こういうゲームをするのは非常に便利です。いつも相手がいますから。

 

(I Spyの絵本はこんな感じで、ものを見つけさせる。『屋根のない車を2台見つけよう』)

 

それからゲームでよくやったのが仲間探し。同じグループに属するのはなあに、ってやつです。

 

例えば、下にある図形を見て下さい。そして左側にあるのと同じ仲間を右から選ぼうっていうのが問題です。

 

 

娘は、非常にロジカルで世間が考えるような真っ当ななものの見方が出来ます。だからもちろん、選ぶのは三角。そういう点で、学校の先生には評価されやすい。ところが、息子が選ぶのは四角。だから世間の常識からずれてる。びっくり

 

普通の大人を自負する(?)筆者は、息子が何を考えているのか分からない。何でまた、四角を選ぶんだろう?まだ図形の理解が出来ていないんだろうか?自問しましたねえ。それで、こう説明する。

 

『ほら、左の図形は3辺あるから右側の図形もやっぱり3辺あるものを選ぶべきだよね。4辺あるのを選ぶのはおかしいよね』って。ニヤリ

 

すると、3歳の息子はこう言います。

 

『左の図形は閉じてない。頂点の部分の辺と辺の間に隙間があるよ。右側の四角も右下の線がきちんとくっついていない。だから、この二つが同類だよ』と。びっくり

 

うーーん。それは、出題者の意図ではなくて多分、印刷の具合だと思うんですけどね。どうにか図形を認識しているらしいということが分かって、息子の回答を受け入れる。面倒な息子でした。笑い泣き

 

今の息子に同じ問題を出してみました。やっぱり、同じ回答でした。図形として成り立っていないんですと。ひえー。三つ子の魂百まで!ゲッソリ

 

双子として同じ環境で、同じことを教えられていても、個として違うんだなあ、と実感することしきりでした。

 

仕事をしていると双子が幼児の頃は、会うのは夜の1−2時間と週末だけ。双子は日中はナニー(子供の世話をしてくれるオバさん。すごーく優しいガテマラ人でした!)と過ごしてました。そのナニーには面倒な部屋の片付けだの、食事だの、トイレの躾だのを任せてる。筆者はその代わり、一緒にいられる時間は、徹底的に双子をかまいました。べったり一緒で、本を読んだり、ゲームだのをする。ずーっと一緒。平日は外で、大人と仕事をしているので、ずっと理不尽な幼児といなくて済んだというのも筆者的のメンタルには良かったのではないかとコッソリ思ってます。限られた時間ですから、とにかく忍耐強い母親が演じられる。はははは。口笛

 

ってことで、今回は、幼児時期にしていた遊びの1つご紹介をしました。ラブラブ

 

アメンバー限定の記事も書いてますから、そっちも読んで下さいね。ラブ



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