今回は、初めからちゃんとカリフォルニア大学のエッセイ課題について書きます。じゃないと、いつまで経っても終わらない感、満載ですから。
で、しつこいですけど、エッセイのお題をどう料理するかは、個人個人違うし、違うわないとマズイ。だって、大学は同じような人間ばかり欲しい訳じゃないですから。切っても切っても金太郎じゃねえ。多種多様な学生が欲しい。どんな人間なのかをアピールするのがこのエッセイですから、自分のことをしっかり見つめて書きましょうね。自分のことをじっくり考えることなんて人生で何度あるか分からないですから、いい機会だと思ってとことん考えちゃって下さい
(カリフォルニア大学バークレー校の入学事務局のウェブサイトから)
じゃあ、続き行きます。
6. Think about an academic subject that inspires you. Describe how you have furthered this interest inside and/or outside of the classroom.
『学科で知的な刺激を受けたものについて考えよ。教室の内外でどのようにその興味を追求したか?』
これ、書きやすいかも。特にオタクには。授業中にやった内容で面白いなあ、と思ったものを自分なりに調べてもっと勉強して、大学のサマープログラムに参加しちゃったとかでもいいし。コンピューターのプログラミングにハマっちゃって、アップ作っちゃったとか。ロボット作っちゃったとか。はたまた、どこかの研究室に潜り込んじゃったとか。株で儲けちゃった、って言うのも面白い。特許を取るまで頑張っちゃう過程を語っちゃうってのも凄くいい。こんなスーパースターのお話じゃなくても、めちゃ地味にとにかく文献を読みまくってその内容について語っちゃうのも、情熱が感じられていいですよね。
7. What have you done to make your school or your community a better place?
『学校や自分を取り巻く社会にどんな貢献をしましたか?』
これって、まず問題意識を持たないといけないですよね。そしてそれをどうにかしたい気持ちがないといけない。で、それをどうやって解決で持って行ったか。単なるお仕着せのボランティアじゃあ、まずい。知り合いの高校生に、選挙事務所で働いた子もいました。まずその候補者の政策に賛同しないといけないですけどね。今年は大統領選の年です。ちょっと考えてみますか?バイオリンをずっとやっている女子高生は、近所の老人ホームに出かけて演奏していました。要は、自分が得意なものを有効活用した例ですよね。単なるボランティアではない。ここがポイント。
8. Beyond what has already been shared in your application, what do you believe makes you stand out as a strong candidate for admissions to the University of California?
『出願書類に書いたこと以外で、カリフォルニア大学に入学許可すべき人材だと言うことをアピールしなさい』
何でもいいから、大学側にお買い得だよーとアピールするものがあれば、ここで言っちゃって下さい、ってことです。すご〜い才能があるとか、とっても好きなものとかに情熱を持って打ち込んで来て、これからその方面で有名になる人材だから、後で大学の自慢になるよって。部活の遠征に行く費用を寄付金を集めてまかなっちゃった、って言うのも凄くいい。政治家じゃないですけど、集金力がある人材は高く評価されます。だから、ここは『ヘェ〜、凄いじゃん』って思ってもらえるようなことを書いちゃいたいですね。単に面白い人間だと思ってもらえてもいいし。キャンパスに貢献出来ることを書くのもあり。まあ、何でもあり。思い切ってやちゃいましょう。
ってことで、やったー!最後まで行き着きました。めでたし、めでたし。それじゃあ、皆さま、ごきげんよう。
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