コブラ・カイにハマってます。
元祖『空手キッド』のその後のお話。あの映画が下地になってる。あれから、30年。出演者は、そのまま。同年代の筆者には懐かしくて、ちょっと嬉しい。
えっ、ダニエルさん、こんなになっちゃったんだ、とか思って見るのは面白いです。つまり、あのダニエルさんは中年のお金持ちのオジサンです。いじめっ子ジョニーもオジサンなんですけど、こっちは、10代の頃とあまり変わっていないのに驚いちゃいました。いまだにカッコいいです。うふふ。
(ネットフリックスでコブラ会が2シーズン見られます)
ミスター・ミヤギは既に鬼籍に入っちゃってる。この役をしたパット・モリタ氏は亡くなってますから出演不可能。でも、ジョニーの無情な空手の先生は、このドラマでも悪役で出てます。映画のシーンがあちこちに使われてるし、ミスター・ミヤギのアンティークカーだとか、家だとかも出てくるし、往年のファンを十分満足させてくれます。嬉しい。
今回は、悪役のジョニーが属していた空手道場コブラ・カイ(これ日本語の『会』なのかも)がドラマの題名になっていることからお分かりでしょうけど、ジョニーの側からのお話に焦点が当たってます。
ジョニーは、高校でスターだったのに、ダニエルさんに負けてから人生下り坂。お金持ちのボンボンは、今や呑んだくれでその日暮らし。悪役のレッテルが貼られ、彼女もダニエルさんに取られ、何をやっても上手く行かない人生。それをどうにか上向きにしようと頑張ってるんですけど、こいつは悪い奴だと思い込んでいるダニエルにも誤解されたママで、悲しい。メチャクチャ同情して見てます。
ジョニーもダニエルも空手を高校生たちに教え始めて、代理戦争化しながらお話は進行して行きます。どうです。面白そうでしょ。
ネットフリックスに溺れている毎日です。でも犬の散歩はしないといけない。で、今日、午後の散歩を頼んだら、息子に説教されました。
『お母さん、3月に大学から通達があったよね。学生は、家にいるかもしれないけれど、大学にいると思って扱うことって。都合よく、家の用事を言いつけちゃあいけないって。覚えてるよね。』
ううっ。やっぱ、ただの食堂のおばさんじゃないか!
と言うわけで、息子の大学のリモート授業はフルスウィングです。
学生がキャンパスに居ない間、カリフォルニア大学には、カリフォルニア州の監査がきっちり入ってました!トップの4校対象に。UCLA、バークレー、サンタ・バーバラ、そしてサンディエゴの4校。
で、ちっとも嬉しくない内容が暴露されちゃいました。不正入学の実態。
2013−2014年度から2018ー2019年度の6年間を徹底的に調べられたみたいです。スポーツ枠でコーチが裏口入学させちゃった事件が去年、すっぱ抜かれましたからねえ。トバッチリ?
(ロサンジェルス・タイムズの記事)
で、多額の寄付金や大学の有力者のコネで計64人が不正に入っちゃってたそうです。しかも、その中の22人はスポーツ枠。もちろん、スポーツなんて出来ない22人。これが私立なら話は違うんでしょうけど、州立大学じゃあマズイ。入った学生のほとんどは白人で、最低の年収が15万ドル(1500万円くらい)の家庭の子供達。なるほど。やっちゃいましたね。
この監査は、カリフォルニア州議会の民主党議員から動議が出て、州知事の命令で実施されました。この結果に対して、カリフォルニア大学は、今後は公正を期するやり方を各校に求めると州知事に誓約書を出しています。例えば、サンタバーバラ校は、改善方法としてスポーツ枠の学生の学業成績、スポーツ経歴を教授会でも検証することを打ち出しています。なるほど。
カリフォルニア大学の願書の締め切りも近づきつつあります。今回は、特に監査委員会も睨んでいますから、コネもお金も効きそうもありませんよ。SAT(アメリカの共通テスト。年に数回受けられる。)もコロナの影響で軒並みキャンセルされてますから、点数で嵩上げすることも出来ない。この4校を狙うならスッゴイ、エッセイが不可欠!空手キッドも、うかうかしてられませんよ。ちゃんと、試合で勝った実績がないと。成績もある程度は出来ないと。
と言うことで、次回は、カリフォルニア大学のエッセイのお題について書きたいと思います。お楽しみに〜!
それじゃあ、受験生の皆さん、正攻法で頑張って願書を用意して下さい。お父さん、お母さんは、頑張って、ゴハンを作って下さいね。
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