久しぶりの嵐でした。
窓ガラスが割れないように、紙テープを貼った方がいいとか人に言われたりしたんですけど、戦時中みたいだなあ、と思っただけで、なんら準備も覚悟もせず、当日を迎えちゃいました。
で、起こったことは、
*家の周りの木々の枝が散乱したこと
*通るはずもないバスが家の前を通ったこと(ハドソン川沿いの道が水浸しで、交通止めで迂回したバスが通ってたんですよね。)
*会社のバーチャルミーティングが停電で出来なくなったこと
*やっぱり停電の影響を受けたチューターの時間割を変更しないといけなかったこと
(折れた枝が散乱する住宅街を迂回して走るバス)
影響はまあ、こんなもんです。被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。
ハリケーンが来る前日に、娘の新しいアパートへの引っ越しの手伝いをしに息子と3時間運転して出かけました。引っ越しの荷物運びと運転は、家でグダグダしている息子を使い倒そうという企みだったんですが、朝が早い往きの運転は筆者が押し付けられました。帰りの運転こそは、と思ったら、涼しい顔で息子がのたまいました。
『あっ。財布忘れた。』
免許証不携帯を理由に帰りも息子は、ラップをガンガンにかけてお昼寝をしました。役に立たないヤツ!
公共のトイレは使うとリスクがあるというので、2人とも3時間、水を口にせずサービスエリアには寄らず、乗り切りました!ヒュー。これ大切。
筆者の娘の大学も一応、キャンパスを開ける予定です。オンライン、対人、それをミックスしたハイブリッドの3本立てで。
娘は、寮を追い出された3月からずっと大学の近所の友達の所にいたんですが、8月からオフキャンパスのアパートを契約していたので、そこへ移り住むこととなりました。友達2人と。大学生は、次の学年の住居を半年も前から決めちゃいます。だから、大学が開いても、開かなくても、入るしかなかったんですよね。やれやれ。
(学生アパートなので、ベッドと机は備え付け)
一緒に住む友達の1人は感染者数でニューヨークを抜いて、フロリダと1位争いをしているカリフォルニア出身。もう1人は、ノースキャロライナ。これも微妙な州です。だからこの2人とも2週間の隔離生活が必要。この2人が来たら、娘は、しばらく家に戻って来る予定です。なんだかなあ。
コロナ感染者が増加の一途を辿っていて、流石に共和党支持の州でも学校を開けるのはマズイんじゃないかと、全米各地で抗議運動が起こっています。トランプは相変わらず、学校は開けるべきだと言い張ってるんですけどね。この11月に大統領選挙があるので、コロナ対策でうまく行っていないトランプは、中国問題で乗り切ろうとしている感があります。個人的に言うと、どっちもちゃんと対応して欲しいと思うんですけど。
全米で2番目に大きい学校区のロサンジェルスも3番目に大きいシカゴも、全てオンラン授業にすると発表しました。子供たちと父兄の受難はこれからも続くということになります。
筆者の息子はエンジニアリング・スクールなので、大学に戻る予定です。まあ、半分はオンライン授業ですけど。ある研究室の教授は、週に1回映画鑑賞の夜をやろうよ、とか言ってるらしいです。しかも白黒の昔の名画。息子はあまり乗る気ではなさそうですが。既に、大学は新学期に向けてアクセル全開。
アメリカ1の女子大(アメリカ版お茶の水か東京女子大って感じですかね)と言われるスクリプスに在学中のチューターは、ロサンジェルス郊外という立地もあって、全てオンライン授業になった、と連絡してくれました。しかも、授業は8月25日からだそうです。
新学期はすぐそこですけど、状況に応じて臨機応変に対応して欲しいなあ、と大学生の娘と息子を持つ親は思ってしまうんですが、どうですか?新学期ギリギリにやっぱりオープンしない、もありかと。バスだって、臨機応変に迂回するじゃないですか。ねっ。
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