マスクを取るのはドアを閉めてから | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

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今日は、正午からズームで行われた娘の大学の父兄説明会にベーグルを食べながら参加しました。本当に、カメラがオフになっているか、音はミュートになっているか、ヒヤヒヤしました。

 

(ズームによる娘の大学の各学部長の説明会)

 

ということで、どこの大学も9月の新学期に向けて、授業料を払う父兄たち対象に、一生懸命です。オンラインだから授業料も少し減免すると言うところもありますし、ハーバードなんかは減免なんかしないよ、と強気だったりします。まあ、分かります。

 

今日の新聞でもこんな記事が出てました。

 

『アイビーリーグは秋のシーズンは試合をしない』

 

(今日のUSAツデイの紙面から)

 

アイビーリーグというと、アメリカの超名門大学を思い浮かべるんでしょうけど、これ、もともとスポーツ対抗リーグです。ということで、アメリカ北東部にある8大学は、フットボールを含めた秋のスポーツの対抗戦を無しにしちゃいました。英断?

 

と言うことで、どこの大学も9月に始まる新学期をどうするかで、今週は大わらわです。

 

コロナ感染者を大量に出して、今尚、大変な状態のニューヨーク市内にあるコロンビア大学は、ちょっと慎重です。ニューヨークがフェーズ4に移行しなかったら、8月15日までに変更もあり、という条件付きです。

 

 

(これは7月7日付けのコロンビア大学の発表)

 

簡単にアイビーリーグ8校の計画をまとめて見ました。

 

どこもすご〜く悩んだ感、満載です。

 

基本的に、どこも、オンラインで対応可能な形にしている。アメリカに戻って来れない留学生もいますしね。大学に戻って来ても、授業によってはリモートで行われたり、人数制限のため、例えば曜日毎に学生の半分だけ教室に入れて、残りはオンラインで参加させるハイブリッド方式にしたりと工夫しています。キャンパスに戻って来る学生には、PCRテストを受けさせて、毎日検温とかのチェックがあるようです。

 

ブラウン大学は20ページもある新学期からの心得を出しているんですが、それによると、教室に入った先生も学生もまず、授業の始めの5分間を使って、座る前に机を殺菌ワイプで拭く。授業が終わった時も拭いてから一人一人退出する。この時間も10分設けてあるんだとか。それはそれは、事細かに書いてあります。まあ、ここまでしないと大学も思い切って開校出来ませんよね。

 

コロンビアは、”親密”な相手と”行為”を行う場合の取り決めまで出しています。『親密な関係は信用出来る相手のみにすること』『二人でドアをしめてからマスクを取りましょう』って本気で書いてありますから。冗談じゃなくて。綺麗事ばかり大学も言ってられないということなんでしょうけど。こんなことを読む父兄はちょっと複雑です。やれやれ。

 

そうそう、どこも自分の部屋以外ではマスク着用です。学食で食べるのも禁止で、テイクアウト方式。なんだか、キャンパスにいても孤独な生活になりそうですねえ。

 

とりあえず、アイビーリーグ大学の新学期のお話でした。安全にうまく行くといいですね。

 

フレックスラーニングのウェブサイト

 

 

 

 

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