寒いです。今年は、暖冬だと思っていたのですが、その判断は早すぎた?
プレジデントデー(アメリカの祭日)で大学は4連休。カリブ海の島に遊びに行った筆者の娘から送られたビーチの写真を横目に、ダウンパーカーを来て、毛糸の帽子を被って犬の散歩をしています。悔しい!そんな余裕があるのなら、授業料を自分で払え!
(これが娘がからもらった写真の一つ)
その娘が寒いボストンから常夏のカリブの島に行く飛行機で見たのが映画『パラサイト』。今、話題のアカデミー賞受賞作品。南の島から筆者と息子へのチャットの内容は、この映画について。これがその時のおバカな会話です。
娘『二人ともパラサイト見た?』
息子『まだ』
娘『飛行機の中で今日見たよ。登場人物の90%は嫌いだったなあ。でも、二人が見たら、色々話したい。』
息子『反資本主義の話って聞いたけど。出てくる人はみんなお金の亡者でいけ好かないんだよね。それ以上は、知らないなあ。』
筆者『それより、ダウントン・アビーが見たい。』
(娘それを全く無視して)
娘『オスカーを取りまくったんだよ。あっ、バラクーダがいた!』
(しばらくして)
息子『Holy Shit! 今、見終わった。』
(しばらくして)
筆者『見たよー。気持ち悪かった。でも、こんな映画が話題なの?アマゾンプライムで見つけたけど。』
(これが筆者が間違って見たホラー映画『パラサイト』)
娘『うーーん、違うような?』
筆者『ホラームービーだよね』
娘『絶対、違う。』
筆者『登場人物はビールに入ってたサナダ虫を間違って飲み干しちゃうんだよね。』
息子『はははは』
娘『違うなあ』
筆者『この映画なら、絶対人に勧めないなあ。すごく気持ち悪いし。』
息子『勘弁してよ。めちゃくちゃキモいホラー見てどうすんだよ。』
筆者『あっ。もう一つあった。韓国映画?』
(アマゾンプライムで見ることが出来る同じ名前の映画2つ。正しいのはもちろん、左側)
(2時間半後)
筆者『OMG!面白かった』
息子『2家族のギャップがあまりに極端に表現されてるのがクレージーだよね。最後にあの男を殺しちゃうのが共感出来たなあ』
筆者『匂い』
息子『そうそう。ずっと、匂いの話をしてるよね。』
筆者『お父さんにとては、あれが最後の砦だったと思うなあ。』
というわけで、筆者が正しい映画に辿り着くには紆余曲折がありましたけど、いやあ、面白かった。どうも、字幕を読むのが嫌で、英語か日本語で話している映画以外は、全然見ていません。だから、韓国の一時期流行ったメロドラマも全く縁がありませんでした。1回も見たことがない!
この映画、始めは、字幕を読むのが鬱陶しいなあ、と思っていたんですけど、そのうち忘れちゃいました。そのくらい面白かった。思い出したのは、『ファーゴ』。ブラックなユーモアが効いているやつ。『パラサイト』もブラックで、笑える。その上、社会派だし。色んなものが詰め込まれてる。展開が早い。何が起こるか分からない。脚本がいいなあ。演技もよかった。映像もうまい。これは、外国語映画でも受けるはず、と納得。
アカデミー賞と言えば、授賞式の後のパーティーが凄いらしいです。
知り合いのお嬢ちゃんがカリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)で映画専攻をしていて、映画のプロダクション会社でインターンをしてたんですけど、ショーの後にいくつもパーティをハシゴしたと教えてくれました。セレブもスタッフも、一晩中色んなパーティーに顔を出すことが普通なんですと。ふーん。まあ、こういう人たちは、顔を売らないといけないでしょうからね。さもありなん。
映画を勉強したいのなら、やっぱりロサンジェルスの大学に行く意味はあるのかもしれません。ハリウッドが身近ですから、インターンも出来ますし。ということで、まずは名門南カリフォルニア大学(USC)とUCLA。それからスピルバーグの出身校カリフォルニア州立大学ロングビーチ校あたりが、映画を勉強したい学生のドリーム大学ということになるでしょうかね。レベルから言うと、ロングビーチが一番入りやすいと言うことになるんだと思いますけど、映画専攻をするのは狭き門のようです。ついでに言うと、この大学は、音大が併設されていることでも知られています。芸術を追求するには、いい環境かも(?)です。
それでは、夕方の犬の散歩に行って来ます。
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