実技試験は、輝かしい世界に通じる門? | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

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ちょっと、忙しくしています。今週は、セミナーをしたりしましたし。

 

ニューヨークに住む日本人のお母さんたちに、『アメリカの大学の選び方』についてのお話をして来ました。3回シリーズの1回目。ねっ、仕事してるでしょ。この夏には、東京でもセミナーをする計画ですから、そっちの方も是非、楽しみにしていて下さいね。

 

NYのミッドタウンまで行くバスの中で、聞いたのは、ジョシュア・ベルの弾くブルックの『バイオリン協奏曲』。単に、手持ちのiPodをオンにしたら出てきただけの理由ですけど。

 

(これがダンボールに入っていたiPod)

 

 

今時、iPod?そうですよねえ。そうなんですけど、最近、引っ越ししてから開けていないダンボールの箱をいくつか開けたら、出てきたんですよね。このiPodはバイオリンの勉強用と言う目的で、娘に小さい頃、買い与えたものです。

 

で、勿体無いなあ、と思ったので、使うことにしました。考えて見ると、携帯の方が便利かも?ですけど、iPodを使えば、携帯のバッテリーの消費もしなくて済むし、まあ、役にたつかな、と。まだ、コンピューターに繋いで、曲をシンクしていなかったので、入っているのは、娘が勉強の為に入れていたバイオリンの曲か、娘がオーケストラで弾いた交響曲が中心。それとどう言う訳だか、ジャスティン・ビーバーの『ベイビー』親に黙って何を入れているんだか。はははは。

 

今回、聞いたのは『ベイビー』じゃなくて、ブルックの『バイオリン協奏曲』。バイオリンをやっている人なら、必ず弾く名曲です。

 

実はこの曲、娘が芸術高校を受験した時に実技試験で弾いた曲です。久しぶりに聞くと、色々、思い出すことが多くてちょっと浸っちゃいました。走馬灯?

 

娘が行ったこの芸術高校ですけど、つい先ごろあったグラミーに出してもらいました。しかも、前述のバイオリニスト、ジョシュア・ベルとピアニストのラング・ラングと同じ舞台で。みんな、嬉しかっただろうなあ。オーケストラ、コーラス、ダンスで、合わせて40名ほど。現在、大学生の娘は、知ってる後輩たちのを見て、メチャクチャ羨ましがってました。いい思い出になりましたねえ。それと、志望の大学にもいいアピールになりますね。

 

(グラミーのあったステープルセンターの本番前。バイオリニストのジョシュア・ベルと芸術高校のオーケストラの生徒たち。ライブの録画はドロップボックスでもらったんですけど、絶対にシェアしちゃあダメだと言われたので、この写真で、ご勘弁を。)

 

音楽づいたところで、ロサンジェルスにある超難関コルバーン音大の先生からの実技試験のアドバイスをご紹介します。

 

コルバーン音大は、カーチス音大と同様、世界中から優秀な学生を集める為に全学生に対し、授業料を免除してます。そう言うこともあって、ジュリアードより入るのは難しいと考えられてます。

 

で、『実技試験の心構え』です。

 

『まず、一番大切なのは、とにかく準備すること。』

 

まあ、当たり前ですけどね。

 

『出来るだけ、早くから準備を始めて、隅から隅まで手を抜かずに練習すること。実技試験で頭が真っ白になることだってあるから、自分が楽譜に何も見ないで書けるくらいまで、しっかり覚えること。練習し過ぎるくらい練習しなさい。

 

メチャクチャ上がっても、身体が覚えていれば、弾ける?

 

『実技試験は、学生を脅すのが目的ではなくて、最高の演奏を聞く為に行われていると言うことを理解しておくこと。実技テストで、大学(高校)は学生の持つ能力を見極める為に行われている。だからと言っても、緊張や不安を拭い去ることは難しいことはよく分かる。これは音楽家が持つ真っ当な感情で、こう言う感情を持つことは決して恥ずかしいことではないことを覚えておきましょう。この負の感情を克服して、技量があることを示すには、やっぱり真面目に積み上げた練習しかない』と。

 

うーーん、練習、練習、ばかり言われてもねえ。

 

『実技試験の前に深呼吸をすること』も勧めていました。まあ、これなら、実際に役立つアドバイス?

 

それから、こんなのもありました。

 

『弾いている最中に間違っても、プロ意識で乗り切れ』と。

 

つまり、『間違っても動じず、初めからそうだった、みたいな態度で、最後まで続けろ』と。

なるほど。

 

『自由曲は、いいところを見せようと、難曲を選びがちだけれど、美しく、完璧に弾きこなす方が良い。』

 

そして最後に、『実技試験は、これからの輝かしい世界に通じる門だと心得ておくこと。』

 

ちょっと、いいですねえ。世界に羽ばたく第一歩。

 

じゃあ、皆さん、頑張って練習して下さい。

 

フレックスラーニングのウェブサイト

 

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