2020年あけおめことよろ | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

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双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

あけおめー!!

 

ことよろ

 

 

 

2020年の新年を迎えました。

 

大学時代の友達から、こんなメッセージをもらいました。この年になっても精神年齢はこんなもんです。皆様、どんな新年をお迎えになりましたか?

 

筆者は、大学から帰省中の息子と娘に振り回され、予想通り、おさんどんで明け暮れました。と言うか、まだ明け暮れています。大晦日には、子供達の友達が昼過ぎから7人も来てどんちゃん騒ぎしましたしね。まあ、典型的な大学生のノリ。親に隠れていないと言うか、アゴで使っているのが、あっぱれと言うべきか。まあ、大学生の生態観察としては、面白いか、と思ってますけど。

 

アメリカでは、新年を祝うイベントは何と言っても大学のフットボールの試合なんですけど、プロフットボールチームのNYジャイアンツのスタジアムで、元旦にちょっと変わったイベントがありました。

 

ユダヤ人の大集会。集まった人数9万2千人!7年半かけてユダヤ教の教義を勉強するプログラムがあって、それを終了した敬虔な信者が世界中から集まってのイベントでした。良くは分かりませんけど、7年半頑張ったと言うのは、見上げたものかと。

 

参加者によると、2000年も前に書かれた教義だけど、読み返す度に、新しいことが学べるんだそうです。ちょっと笑っちゃったのが、お金の運用にも、教育問題にも、健康管理にも役に立つと言ったコメント。ふーん。まあ、いいですけどね。

 

(1月2日付けUSA Todayのローカル面)

 

暮れにNYのユダヤ人教会がテロにあったせいか、スタジアムへの入場は、空港並みのセキュリティだったようです。金属探知機も犬も総動員。でも、警備員は、普段のフットボールの試合と違って、酔っ払いがいないから、みんなお行儀が良くて参加人数の割に出入りもスムーズだったと。まあ、そうでしょうねえ。新聞の写真を見ましたけど、黒い服と黒い帽子のおじさんばかりで、フットボールの試合からほど遠い光景。

 

フットボールと言えば、クレージーなファンだとかがテレビに映りますけど、数学専攻の息子が面白いビデオを見せてくれました。マサチューセッツ工科大学(MIT)の積分トーナメント(MIT Integral Bee)。

 

2006年MITの積分コンテストのビデオのリンク

 

こんなビデオ(しかも3時間以上ある!)を冬休みに面白がって見ている息子も変ですけど、積分問題を解くのをノリノリで応援する観衆の様子ももっと変。上半身裸の男子学生だの、フェースペイントした女子学生だのが本気で応援しています。しかもスポーツ実況放送まで入る。

 

(積分コンテストの様子)

 

『いやあ、ここでコサインを使いますかねえ』とか『πでしょう』とか解説者が話すんですから。笑っちゃいます。究極のオタク版スポーツ。

 

このトーナメント、MITで毎年1月に行われています。予選は20問の積分のテスト。成績上位16人が本選に進みます。1回戦は4人ずつが戦い、その中から8人が2回戦に進出し、2人ずつが戦い、勝者が準決勝、決勝に進むと言う仕組みです。回答時間は1問3分。

 

さすが、数学イベント。ちゃんと黒板とチョークを使ってます。ここ、要注意。前に書きましたけど、数学者はチョーク大好きです。こんなトーナメント、悪くないですねえ。微笑ましい。

 

皆さん、MITに行ったら、こんなお楽しみ(?)イベントが待ってますよ。

 

今年も皆様にとって素敵な年になりますように。

 

フレックスラーニングのウェブサイト

 

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