『アメリカのベストカレッジはどこ?』のお話、ちょっと間が開いちゃいました。すみません。
マンハッタンで勉強会を3回やっちゃたりしてたんで。本当に、仕事で忙しかったんです。
で、気がついたら、すごーく寒くなりました。ここ最近は、昼間でも氷点下。ダウンパーカーをついに出しました。長い冬の始まりです。やれやれ。
(これは、5大湖の側にある息子の大学の昨日のキャンパス風景。流石にここまでニュージャージは寒くないですけど)
アイビーリーグを除いて、『アメリカのベストカレッジはどこ』というお話の途中でした。世間の風評では、まず、シカゴ大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)の2つ。前回は、シカゴ大学の話で終わってました。ということで、今回はMITから。
MITはまあ、誰が考えても優秀。イギリスのタイムズによる世界大学ランキングでは、アイビーリーグよりも上のランキング。堂々の4位。因みに、1、2はイギリス勢(これは作為を感じますけど)3位は、スタンフォード。前回の話の主役のシカゴ大学は10位。
(英タイムズ・ハイアー・エデュケーションより)
ということで、MITは世界的には、物凄く評価されていて有名な大学です。筆者の実家では、あまり評判が良くないですけど。
以前、ブログで書きましたけど、1ドル360円時代に無謀にも叔父がここの大学院に行ったお陰で、母の実家は、学費捻出のために、それはそれは厳しい借金生活を味わいました。今でも日本からアメリカの大学に行く場合は、多額の出費を大いに覚悟しないといけませんけど、叔父が在学した頃は、天文学的な金額でした。(少なくとも我が家にとっては)だから、筆者の家では、ちょっとMITはショッパイです。とは言え、叔父が行きたがったように、日本人には非常に人気の大学であることは確かです。
MITはボストンを対岸にみるチャールズ川沿いにあります。ハーバードへも歩いて行ける距離。しかも、学生もお互い授業を取ることが出来る。まあ、すごくいい環境にあります。
MITはバリバリの理系だと思われているんですけど、実は、人文・芸術・社会学のコースもありますし、経営学(いわゆるMBA)のコースだってあります。意外でしょ。MITとライバルのカリフォルニア工科大学(カルテック)は、まるっきりの理系のみですけど。(MITとカルテックの関係は、ハーバードとスタンフォードみたいな感じですかね。)だから、MITに入って、エンジニアリングはやっぱり違うかなあ、と思ってからも方向転換が出来る。と言うわけで、結構お得感のある大学でもあります。
この2校以外にベスト大学として、SNS上で高い評価を受けているのが以下の大学です。
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スタンフォード
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ジョンズ・ホプキンス
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デューク
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カリフォルニア工科大学
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ノースウェスタン
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バンダービルト
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ライス
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カーネギーメロン
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ワシントン大学セントルイス
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ポモナ
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カリフォルニア大学バークレー
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ミシガン
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ジョージア工科大学
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ハービー・マッド
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スワスモア
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ウェズリー
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ウィリアムズ
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アムハースト
なるほどねえ。
まあ、アイビーリーグと比べても遜色のない大学が並んでいるのは確かかも。ただし、このリストは、総合大学も、工科大学も、リベラルアーツ(教養学部のみの大学)も一緒くたですから、本来の意味で比較していいのかちょっと不明ですけど。まあ、アメリカの世間の人たちが、『わっ』って思う大学と言うのがこんなところだと思って頂ければ、いいかと。
ついでにあくまで個人的な意見で言っちゃうと、アイビーリーグよりもカリキュラムがハードで、学生にハードな勉強を強いると考えられているのが、この3つかと。
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カーネギーメロン
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ワシントン大学セントルイス
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ジョンズ・ホプキンス
この3校、理系の学生には、超人気。例えば、カーネギーメロンなんて、もともとUSスチールの研究所から始まった生粋の理系大学で、最近では、WIFIを産み出したりして、まあ、大したもんです。
はっきり言って、どの切り口から判断するかによって、どこがベストになるのかも変わって来るんだと思うんですよね。アイビーリーグばかり見ていないで、ここに上がった大学も調べてみる価値はあるかもしれませんよ。
と言うことで、このお話はお終いです。各大学については、またそのうちお話する機会もあるかもしれませんけど。
ご機嫌よう。
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