昨日、ハロウィーンが無事(?)終わりました。それにしても疲れた!
日本でも近頃は、ハロウィーンが人気イベントになったみたいですけど、アメリカと違って、メインが若者のどんちゃん騒ぎ(?)。アメリカでは子供のイベント。
筆者のハロウィーンは、やって来る近所の子供達にキャンディを渡すだけ。でも結構これ、大変。
(娘の高校のハロウィーン風景)
昨日は、初めの子供は4時半に登場しました。ちょっと早い!キャンディも袋に入ったままだったし。
『ちょっと待ってねー!』
とドア越しに叫んで、キャンディをバスケットに入れて、吠えまくる犬を小脇に抱えて、ドアを開けました。こういう時は、家に誰もいないと面倒。
『犬、ちゃんと抱いてるから怖くないからね。でも、触らないでね。はいはい、可愛いコスチュームだね。キャンディは一人一つだからね。じゃあ、ハッピー・ハロウィーン!』
こんな感じで延々と続くわけです。
そのうち、嫌になって、子供にも掴めるだけキャンディを掴ませてとにかく早く終わろうと、おかしな努力をしたりして。はははは。
嫌なら、玄関の電気も、外から見えるリビングの電気も消して、ドアにぶら下がったハロウィーンの飾りを取り下げて、静かに息を潜めて入ればいいんですけど、まあ、キャンディが余ると結局自制の効かない自分が食べちゃうことを考えて、とにかくなくなるまで、頑張ろうかと。
で、お腹も空いたし、トイレにも行きたいし、50人くらい子供が来たところで打ち止めにしました。7時半。ちょっと、早めだけど、まあいいかっと。キャンディは7つだけ残りました。これくらい食べてもいいかと。
と言う訳で、ハロウィーンは子供のイベントで大人は、キャンディ代にお金を費やして、時間を使ってドアの開閉と犬とキャンディバスケットを抱えるウェイトトレーニング、だけかと思っていたんですけど、大学生もお楽しみだったようです。
アメリカでは若者が路上で騒ぐと言うことはまずしないんですけど、パーティーの理由になっています。大学生も寮やアパートでパーティー。だから、基本的に屋内のイベント。
実は、大学生のハロウィーンの盛り上がりの煽りも受けちゃいました。ドアの開閉も大変だったんですけど、昨日は仕事のアレンジも大変でした。
数学専攻のチューターから、夜中迄に提出のグループプロジェクトの課題が終わらないし、明日もテストがあるので代打を頼むと泣きの依頼が来たのが午後3時。彼のチューター時間は8時半から。余裕、余裕、と思って軽くOKを出しちゃったんですよね。(筆者はオンラインで家庭教師を提供しています。念のため。)
それから代打が出来そうなチューターに連絡を始めて知りました。大学生にもハロウィーンで計画があった!
『いつもならこの時間大丈夫なんですけど』と何度言われたか!
甘かった!
西海岸のチューターなら、パーティーがあっても5時半なら大丈夫だろうかとコンタクトしたりして。焦りました。やっと、アレンジが終わったのは6時。やれやれ。この間も犬とバスケットを抱えて、ドアの開け閉めを続けてたんですから。健気?我ながら、良くやった!
そんなこんなで、余裕なく子供たち応対をしたんですけど、まあ、それなりに今年のコスチュームのトレンドというか、子供達が興味のあるキャラクターが分かりました。分かったからどうなる訳でもないですけど。
今だに、ハリーポッターやスターウォーズは人気ですね。ミュータント・タートル忍者も来ました。懐かしい。フェイスペイントをして黒いフード付きのスウェットを来た高校生男子の一団も来ました。これは、なんだか分からなかったですけど。ドアを開けた瞬間に思わず、『Oh, big kids』と言ったら、『Yeah, we’re big kids』と答えたりして。意味のない無駄な会話もしました。
(筆者の息子のハリーポッター。読みかけの本を抱えているのがご愛嬌)
やっと、外から明かりが漏れないようにしてキッチンのテーブルで湯豆腐を食べ始めたら、娘からメールが届きました。ダイヤの女王になって大学の寮のパーティーに出かけようとしている写真つきのメール。単に、バイオリンのコンサート用に買った赤いロングドレスを着て、ティアラを髪につけただけですけどね。めちゃ、手抜き。言われなければ、ダイアの女王なんて分からない。
ハロウィーンのことをブツブツ書きましたけど、受験生の皆さん、今日は、ほとんどのアメリカの私立大学のアーリーディシジョンの願書締め切りです。ちゃんと、出しましたか?
12月にいい知らせが来ることをお祈りしてます。じゃあ、疲れたので、残ったキャンディでも食べます。
ご機嫌よう!
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