鬱陶しい前置きはなしで、続きです。
今回は、UCLA（カリフォルニア大学ロサンジェルス）とUSC（南カリフォルニア大学）両方に受かって、USCを選んだ何人かの学生の意見から。
（カリフォルニア大学ロサンジェルス校 UCLA)
でも誤解しないで下さいね。これがその人たちにとっての真実だったというだけで、皆んなに当てはまるわけじゃないですからね。あくまで参考ということで。
＊USCはUCLAよりも奨学金が多く出て、大学に行くために必要なお金は、私立のUSCの方が安くなる可能性がある。
UCLAはカリフォルニア州出身には、他州からの学生の授業料よりも半分以下になるんですけど、それよりも、USCの方が安くなることもあるって話です。実際3分の２の学生が大学から何らかの奨学金（返す奨学金じゃなくて本当の奨学金。つまり授業料免除）をもらえるみたいです。で、入った年だけじゃくて、頑張って成績を維持すれば、授業料免除が続きます。ちょっと、魅力的かも。
（南カリフォルニア大学 USC)
＊USCは勉強とお楽しみ両方を手に入れられる。
学業と生活のバランスがうまく取れるってことですかね。パーティースクールの面目躍如（？）ですかねえ。と言っても、工学部とか医学部とかはメチャクチャ勉強しないといけないみたいですけど。（これはどの大学でも同じでしょうけど）勿論、何を勉強したいかを考えて大学を選ばないといけませんけどね。本末転倒にならないように。
＊USCは留学プログラムが充実していて、大学のカリキュラムの一環として海外で勉強が出来る。
最近、どの大学も１学期だとか1年だとか留学が出来ることをアピールする大学が増えて来たのは確かです。筆者の知り合いのお嬢ちゃんはシカゴ大学在学中ですけど、この新学期から３ヶ月中国に留学する予定です。因みに、このお嬢ちゃんは統計学と文芸のダブル専攻をしているので、中国なんて関係なくない？って思ったりするんですけど、まあ、視野を広げる？ってことですかね。それから、あるUSCの学生は、大学のプログラムで何と１５カ国で勉強したらしい！
＊現在の合格率はUSC 12.9% で、毎年数字を更新中。どんどん狭き門になっている人気急上昇中の大学。
一桁合格率のアイビーリーグやスタンフォードを追随する勢いです。凄い快進撃。でも、こっそり言っちゃうと、毎年新入生の3分の１は他大学からの転入という統計もあります。だから、高校から直接入学出来なくても、トランスファーという裏技が効く大学です。実際、まともに高校から進学しようと思ったら、SAT（アメリカの統一テスト）で高得点が必要ですしね。2018年入学の学生の60％は何と、SATの点数がトップ1％以内を記録しています。つまり、既にUCLA入学の学生の点数を越えちゃいました。このくらい凄い。
＊USCはとにかく集金が大得意。
これが何で大学の良さと直結するの？って思うかもしれませんけど、これ大切。何とスタンフォードとハーバードの次。お金があれば、新しい施設が出来る、優秀な学生にバンバン授業料免除をしちゃう、有名教授を引き抜く。大したもんです。
＊USCのネットワークは強固。
つまり、インターン先を見つけるのにも、就職斡旋もあてに出来る。まあ、もともとお金持ちが行く大学でしたから、２代目とか会社を継いでるんでしょうからね。
＊USCはとにかく面白い。
ディズニーランド級。これは、個人的な意見だと思っていいんでしょうけど、こんな意見を見つけました。ちょっと、可笑しい。でも、言いたいことは分かる。
＊USCは総合大学で、色んな勉強が可能。
総合大学の強みは、自分の専攻じゃなくても選択出来る。まあ、他の総合大学でも同じでしょうけど。医学部は有名。そして音楽部も有名。音楽部は全く音大と同じく演奏家を育てることに注力しています。ジュリアードを意識していて実技試験も1960年代以降の現代音楽も課題の一つ。レベルは高いです。
と言った具合ですかね。いいことばかり書いちゃったから、次はちょっとUCLAと比べて大いに引けを取るお話から。
乞うご期待！
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