最近、一気に気温が下がりました。朝は、20度くらいです。何も考えずにショーツとタンクトップで犬の散歩に出かけて震え上がっています。3日続けて。学びません!
このまま冬に突入して行くのだろうか、と長年ロサンジェルスに住んでいた筆者は憂鬱になってます。やっぱり、カリフォルニアの気候は良かったなあ。
(筆者の住んでいた家の近くの公園。こんな椰子の木は東海岸にはない。)
で、今回から数回に渡って、ロサンジェルスの2大有名大学UCLA(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)とUSC(南カリフォルニア大学)のお話をしちゃおうと思ってます。
昔からこの二つはアメリカン・フットボールのライバルです。
ご近所さんの家(1年半前まで住んでいたロサンジェルスの家と言う意味ですけど)には、”House Devided”(分断家族とでも訳しますかね。元々は新約聖書に出てくる言葉で、こんな王国は滅びると言う意味ですけど。)って言うフラッグがかかってました。つまり、家族がUCLAに行った人とUSCに行った人がいて家族間で争っていると言う印。ちょっと面白い。
筆者の時代(ちょっと前、いやかなり前)は、ダントツでUCLAの方が上で、USCはパーティースクールとして有名だったんですけど、今やUSCは勉強面での追い上げが激しく、全ての面でライバルになってしまいました。
両校のフットボール試合は、昔からメチャクチャ盛り上がります。特に、地元のローズボウルでの試合は。(以前ブログに書きましたけど、あれです。お正月にする全米が注目するアメフトの試合。)筆者の時代のUSCファンのUCLAへのヤジは「お手伝いさんの子供のくせに生意気だ!』今聞くと、卒倒しそうなものがあったくらいです。つまり、お金持ちのボンボン大学が貧乏なガリ勉を揶揄する(?)とんでもない。。。
これで、お分かりですよね。UCLAは勉強でもスポーツでも一流で、USCは軟派でお金持ちのボンボン大学。こんなイメージが長年、続いてきました。
と・こ・ろ・が
時代は変わって、USCは勉強の面でも大躍進。入学した学生のSATの平均点はUSCの方が上だという統計すらあります。ねっ、びっくりでしょ。USCは単なるパーティースクールじゃなくたった!お金持ちな上、お勉強も出来るイメージ?うーーん、最強じゃないですか!ちょっと、女子大生はこういうのに弱いかも。はははは。
以前、ミュージカル映画の『ラ・ラ・ランド』、もっと古い映画で言えば、ジェームス・ディーンの『理由なき反抗』に出てきたハリウッド天文台の近くにコンドミニアムを持っていたんですけど、それを売った相手がなんと、USCに進学する息子を持ったメーリーランド州のお医者さんでした。息子を寮に入れないで、初めからコンドミニアムに住まわせたいから!持っていたのは、ワンルームじゃないですよ。2LDK!日本風に言うと40坪くらい。(132平米。日本の基準だと4−5LDKの家のサイズ)結構広いマンションです。男子学生ひとりで?! USCの学生はお金持ちのボンボンなんだなあ、と思ったもんです。
もっとも、この坊ちゃん、パーティーがしたくてUSCを選んだんはなくて、映画の勉強がしたくてUSCを選んだみたいですけど。USCは映画専攻が出来る数少ない名門大学でもあります。これは、本当の意味で狭き門。さすが、ハリウッドのお膝元と言えます。
そう言えば、知り合いのお嬢ちゃんも、USCで映画を専攻していてましたけど、とある映画プロダクションでインターンをしてました。アカデミー賞の日は色んなパーティーがあるらしいですけど、その手伝いなんかさせてもらってました。凄く楽しんでましたねえ。世界的な映画監督だの俳優だのに会えちゃうんですから。こういうのは、やっぱりロスアンジェルスならでは。そりゃあ、全米中から行きたくなりますよね。人気があるのももっともかも。
と言うことで、このお話続きます。
乞うご期待!
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