やっと夏らしくなって来ました。ちょっと嬉しい。とは言っても、犬の散歩は雨よりも雪の方が楽な気がしてます。傘をささなくてもいいので。寒ければ寒いで文句をいい、暑ければ暑いで文句を言っています。まあ、小さい人間です。すみません。
日本でもアメリカでも高3生は、そろそろどの大学を受けるか固める時期何ですね。それで、決まって出てくる質問がこれ。
『オールAの成績じゃなくてもアイビーリーグに入れるの?』
(ハーバード’大学)
アメリカ版のヤフー知恵袋と言えるQuoraというサイトがあるんですが、ここに色んな質疑応答が掲載されます。結構、アホらしい質問もあって、答える方も本気で答えるのが嫌になっているというか、皮肉を交えて答えるパターンが見受けられます。この質問もその一つ。
この質問、毎年、見受けますからね。前のを読んでよ、と言いたいくらいですけどね。それに、こんな質問をQuoraにしているようじゃあ、まずアイビーリーグを狙える素材じゃない、と思うのは、筆者だけですかねえ。
出だしからして、言い訳ですからね。オールAじゃなくても、ですからね。努力はしたくないけど、名誉は欲しい(?)みたいな。こんなことを質問している時間があったら、数学の公式の一つでも覚えた方がいいと思うんですけどね。いかがですか?
最近見つけた『オールAの成績じゃなくてもアイビーリーグに入れるの?』に対する面白い回答をご紹介します。答えているのは、アイビーリーグの一つダートマスの学生。
『もちろん、入れます。でも、オールAじゃなくてもアイビーリーグを狙おうというのなら、以下の理由に当てはまる人だと思われます。
1。その人には、学業を妨げるほどの家族の問題、または病気の問題があること。
2。その人は、傲慢かそうでなければ、成績なんかどうでもいいと思っているとんでもない野郎だということ。
3。アスリートとしてリクルートされた人であること。」
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(これが、Quoraからの抜粋です。)
ちょっと、笑っちゃいました。2番の回答ですけどね。言い得て妙。
それで、1と3は、オールAじゃなくても受け入れられる理由だということ。2の答えは、めちゃくちゃ、皮肉が効いているなあ、と思ったんですけど、説明は結構まともでした。
『学校の成績や授業を軽視しているのなら、自分がそんなことが出来る器なのか考えてみた方がいい』と。
本当に、学校を無視してもいいほど、既に教養を身につけているインテリだとか、アメリカの教育システムを批判する本を書いているとか、高校なんか目じゃないような分野で優れた業績を残しているとか、国内外で才能を認められているとか。要は、2に当てはまるのは、こんなとんでもなく凄い人間。そうじゃないなら、単に根拠なく自分はそうだと信じている傲慢な人間、という説明が続いてました。
まあ、2に当てはまる人でもアイビーリーグが入学を許可するのは、傲慢じゃなくて、とんでもなく凄い人間の方だというのは一目瞭然ということですよね。
(アイビーリーグ地図)
1でも2でも3でもいいですけど、怠慢だとアイビーリーグには、入れない、というお話でした。
皆さま、精進して下さい。『怠慢は敵だ!』ですから。
自分は、どうなんだろう、と思ったら、ご相談下さいね。皮肉なしで親身にお答えしますから。
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