ブンブン丸 | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

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うーーん、そろそろ、我が家のブンブン丸にもワインが必要か。

 

ブンブン丸と言うのは、大学時代の友達の家にあったワインセラーの名前です。ブーンと低音をたてて動いているので、ついた名前。短絡的。筆者の友達の間では、昔から気に入った物に名前をつけるのが普通でしたから。ちっとも変じゃなかった。筆者が大学時代に持っていた愛車にも名前があった。パリカール。そう、大好きだった世界名作劇場のアニメ『ペリーヌ物語』に出て来る馬車馬の名前。(こんなアニメ誰も覚えてないかなあ。ハイジやフランダースの犬よりマイナーでしたからねえ。)やっぱり、変ですかねえ。物に名前をつけるのは。

 

(これが我が家のブンブン丸)

 

ニュージャージーでワインを買うのは大変です。わざわざワインショップに行かないといけない。面倒くさい。カリフォルニアだと、Trader Joe'sで安いのをついでに買えるし、スーパーでも結構いいセレクションがあるし、買いだめの心配はない。必要な時に、買って来る。そのせいかどうか知らないけれど、1年前に入ったニュージャージー州の新築のタウンハウスには、ワインセラーが備え付けである。これ、ひょっとして必需品?

 

家にワインセラーはあるし、ついでに買うと言うオプションはないし、そうなるとワインはどうしてもまとめ買いになる。それで定期的に『えいやっ』と気合いを入れてワインショップに出かけています。と言うことで、ブンブン丸は大活躍。隣の家に出かけてびっくり。お隣さんは、韓国からの移民ですけど、ブンブン丸の代わりになんと、キムチ冷蔵庫がある!

 

キムチ冷蔵庫なんて、聞いたことも見たことも無かった!隣で、タウンハウスの会合があった時に、大きいステンレスの箱を見て、何だかさっぱり分からず、思わず聞いちゃいました。『あれ、なーに?』

 

キムチ冷蔵庫!韓国では、当たり前の物らしいですねえ。まあ、大きいキムチをつけたカメを収納するのは大変だろうし、良く考えると温度を一定に保てる場所を家の中に確保するのも至難の技だろうし。色々、考えますねえ。『キムゾー』とでも呼びますかね。日本でも昔(今でも?)白菜や梅ぼしを漬けるのは、一般的でしたから、漬物用の冷蔵庫があったら、今でも漬ける人は多かったのかも知れませんねえ。

 

(これがキムゾー)

 

ところで、筆者のオフィスの窓からは、未だ雪景色。ホント、外に出かける気がしません。ワインの買い出しもやっぱり、面倒。

 

こんな時は、アメリカの私立大学共通エッセイのお題について考える、と言うのもいいかも知れません。2019ー2020年度のエッセイのお題が出ましたけど、昨年のものと全く同じ。昨年は、今までと同じトピックの他に自由に書いてね、と言うのが2つ付け加わっただけで、まあ、毎年同じです。現時点でまだ一般受験の合格発表は出てませんけど、高2もうかうかと出来ない時期になったと言うことですね。

 

アメリカ私立大学共通エッセイのトピック

 

まだ、書くのは早い、と思っている人に言います。決して早くないです。現段階ですることは、トピックを眺めて、どれが一番自分のことを大学に分かってもらえるかを考えることです。このトピックなら、こう言うことが書ける。これなら、こう。

 

早い時期からエッセイを書き始めても、その完成版に満足行かず、出願間際になって別のトピックで書き直す人も少なからずいます。例えば、D君。一番ハマっているオンラインゲームについて書いたのだけど、カウンセラーからこのテーマは絶対ダメ、と言われて困った。しかもこのエッセイは、オンラインゲームでチャットをする時の罵詈雑言が入っている。まあ、本人のことは良く分かるでしょうけど、品は良くない。このテーマ自体は良くないとは、言い切れないと思うんですけどね。知り合いのお嬢ちゃんは、オンラインゲームの話を書いて、難関ニューヨーク大学に合格しましたしね。

 

結局、D君は、早期出願(アーリディシジョン)のギリギリまでかかって、失敗から学ぶと言うテーマに変えて、書きかえました。あたり触りない内容で。でも、自分自身をきちんと書けたかと言うと、そうではなかった。結果、アーリーディシジョンの大学から合格を貰えませんでした。成績も4.1あったし、ACT(全米統一テスト。SATかACTのどちらかを提出する必要あり。)もなんと35と言う驚異的に高い点数があったっんですけどね。まあ、彼の場合は、エッセイで落ちたと言えると思います。残念。

 

で、D君はどうしたか。不合格が分かって、一般出願までの間半月でまたエッセイの書き直し。前にもお話しましたけど、一般出願は、ドリーム大学から滑り止めまで入れて大体10校くらい出します。どの大学も共通エッセイ以外に独自のエッセイを課してくる。だから全部で何と30ものエッセイを2週間で書いた!もう、背水の陣。ふらふら。

 

アイビーリーグ大学2校に出願していましたけど、1つから補欠をもらって、最後の最後まで(7月半ば)合格に変わるのを待ちましたけど、残念でした。結局、複数合格した中から、アイビーリーグ敗退者がたくさんいるリベラルアーツの大学に入学を決めました。その大学では、『どこのアイビーに振られたの?』と言うのが初対面の時の挨拶だと、D君が苦笑いで教えてくれました。エッセイが合否のポイントだった、て言うお話です。

 

今度は、志望校に受かった学生がどんなエッセイを書いたか、のお話を書きますね。本格的にエッセイを書き始める必要はないですけど、ブレーンストーミングを始めるいい時期ですよ。

 

それじゃあ、皆さん。Happy Valentine’s Day!ラブラブ


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