『面白くない!』
あんまりですよねえ。こんな言われ方。実の姉にお正月にフェースタイムで話した時に、言われました。
身内だから、ブログを読んで、『いいね!』してくれと書き始めた去年の夏にお願いしていたんですけど、全然、姉からの『いいね!』も見当たらないし、フォローもしてくれていないようなので、問い詰めたら、一刀両断に『面白くない!』の一言。参りました。
姉は、もう60ですけど、ミーハーで、ゲームオタクで、アニメ好き。ちょっと頭のタガが外れているタイプです。何せ、この年で20代のゲーム友達とかいるんですから、ちょっとねえ。彼女にしてみれば、字が多いブログなんて読みたくない。もっと絵が多ければ、読んでもいいけど、内容が如何せん、小難しいと言われました。ワンピースだの、コナンだのを見ている方が断然いい。まあ、そうでしょうねえ。
(オタクコンの風景)
一番に応援してくれるべき身内からこの素気無いお言葉!筆者も腹がたったので、『読まなくて結構。』売り言葉に買い言葉。お正月早々、険悪になりました。
ブログで姉の悪口を言っても本人は気がつかないですから、ネタにしてやろうか、と思ったりしております。『今に見てろ』です。次元が低いなあ。はははは。
この姉ですけど、ピアノで中学受験をして以来、後はエスカレーター。だから、真剣に勉強したのは、小学校6年生の時だけ。それ以来、頭を使うことは無かった人です。音大を出てからもピアノを家で教えているだけだし、世間にも疎い。教え子とゲームやアニメで盛り上がる。幸せな人であるかもしれませんけどね。
日本には、姉のように、お受験をして大学までエスカレーターで行くという選択があります。これはこれで正しい選択かもしれません。というのも、入試のための勉強をして、本当にやりたい勉強を中高の多感な時期にすることが出来ないですからね。まあ、何人の人が自分で勉強のテーマを見つけて、それを全うするのか、疑問ですけどね。
アメリカにも私立の小中高がありますけど、そういう所に行っても大学受験から逃れることが出来ません。公立の学校に行けば、入試がなくてそのまま高校卒業まではストレートに行けますけど、大学受験の試練が待っています。だから、小さい頃に勉強しただけで、人生ゲームに勝つことはありません。残念ですねえ。筆者の姉なら、大学に辿り着く前にゲームオーバーでしょう。ザマアミロです。(ほんと、読んでないだろうなあ。)
前回、16歳でハーバード大学卒業予定のカンザスの少年の話を書きましたけど、アメリカの場合、大学進学への道は複数あります。高校を初めから飛ばしてしまう、方法もあります。例えば、カリフォルニア州立大学は、成績優秀でSATで高い得点を取ることが出来た中学生を受け入れています。まあ、子供ですから、特別に体育の授業とかさせられたり、一部高校のレベルの数学とかさせられたりするので、一般の大学生よりは必要クラス数は多くなりますが、4年で卒業出来ます。普通の高校と同じように毎朝ちゃんと通って、夕方まで授業を取ることで、卒業と相成ります。
16歳のハーバード卒業のお話についてのブログは、これ。
https://ameblo.jp/flexlearning/entry-12430553316.html
つまり、日本風に数えると、中3で大学に入って、他の子が高3で卒業する時には、大学の学位が取れてしまう、という仕組みです。
カリフォルニア州立大学は、英語で言うとCalifornia State Universityで、あの有名なUCLAとかがUCバークレーとかが属している University of Californiaとは違う系列になります。まあ、普通レベルの高校生が進学する公立大学です。だけど、頭脳明晰な子供を飛び級の形で受け入れています。面白いでしょ。但し、こう言う子達は、自宅通学が基本。大学生の大人と一緒に生活するのは、どう考えても無理がありますしね。
で、高校を飛ばしてカリフォルニア州立大学に進学した子はどうなるのか?
ほとんどが、大学院に進学します。この大学を出るだけだと、学歴はそこそこの大学卒業にしかなりませんからね。だから、こう言う子供達は、一流大学の大学院へ進学と言うのが道筋のようです。
筆者の息子の仲良しのジャロンも中学卒業してカリフォルニア州立大学に入りましたけど、中学校の時の同級生が大学に入る時に、カーネギーメロン大学の工科大学院に晴れて進学しました。笑っちゃうのが、1学年上のお兄ちゃんは、まだブラウン大学の学部にいます。だから追い越しちゃった。
(筆者の息子の中学校の卒業式風景。友達のジャロンはこの後、大学へ一直線)
今回は、ちょっと違う大学進学のお話でした。『お姉さん、どう?やっぱ、面白くない?』まあ、姉のことはどうでもいいですけど。せいぜい、ドラクエでも頑張って下さい。
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