『東西、車事情』 その1 | 双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子をアイビーリーグに入れた母が綴る『知らないと損をするアメリカの教育事情』

双子の子供を2人ともアイビーリーグに入学させた母親であるフレックスラーニングのシニアカウンセラーがニューヨーク近郊から発信しています。フレックスラーニングはアメリカ大学進学相談、オンライン家庭教師のプロです。

一気に、寒くなりました。今週末は、大雨だったし。

 

マンハッタンを歩いていても、ダウンパーカーを着た人を随分見かけます。まだ、零下までには、行ってませんけど、それでも夜は、摂氏2、3度くらいまで、冷え込みます。ああ、寒い!でも、まだ、10月だし、ダウンを着るのは、待とうとやせ我慢をしています。

 

去年の今頃は、まだ暖かいロスアンジェルスに居たので、この急激な冷え込み、身に沁みます。パームツリー、懐かしいなあ。

 

そんなロスアンジェルスからニューヨークまで、8日かけて一人で運転して、大陸横断をしたんだなあ、とシミジミしたりするのですが、それにしても良く走りました。毎日、600マイル以上、つまり、965キロ以上、運転したんですから。トラックドライバー並!キロに直すと、ちょっと、感動ものですよね。我ながら、良くやった。

 

こっそり、言っちゃうと、毎日ホテルでシャワーの後は、サロンパスを貼りましたねえ。ちょっと、情けないですけど。

 

(ニューヨークのマンハッタンとニュージャージーを結ぶジョージワシントンブリッジ)

 

大陸横断をしてみて、思ったのは、社会で習ったグレートプレーンズを走り抜ける時に、ベートーベンは、合わないなあ、と言うこと。ベートーベンだけじゃなくて、クラッシックは、ぴったりしませんでしたねえ。ロンドカプリチオーソの繊細なバイオリンの音なんて、どこまでも続く地平線とは、交わりません。お陰で、これなら行けるんじゃないかと、スッぺの軽騎兵まで、聞いちゃいましたから。ははは。やっぱり、こんもりとした森じゃないといけません。

 

息子がituneにダウンロードしていたラップまで試しちゃいました。ラップもぴったりしなかったですねえ。やっぱり大草原とラップは、ちょっとねえ。うーーん、カントリーなんですかねえ?残念ながら、試す機会は、なかったですけど。多分、正しい?

 

東海岸に入ると、と言うか、オハイオ州に入った途端、急に景色が東海岸風になるのが面白かったですねえ。平地だけれど、森、森、森。日本だと、木々があるのは、山と相場が決まっているので、ちょっと、感動。こんな感覚は、東海岸とヨーロッパで共通何じゃないだろうか、と思ったりして。急に、ベートーベンがぴったりになる。それにしても1番から9番まで、何度も聞きました。もちろん、筆者の大好きなブラームスも聞きましたけどね。

 

実際に、学校で大昔に習った五大湖工業地帯からNYを結ぶエリー運河沿いを運転したのは、感動でした。エリー運河なんて、何十年も考えたことがなかったのに、自分の目で見れたのは、何だか嬉しかった。地理の授業で習ったことは、単なる知識でしかなかったのですけど、本当に、あるんだ、と妙に納得しましたねえ。この辺りは、ブラームスのハンガリアンダンス全曲聞いていたような。

 

ナイアガラの滝のそばは、ブドウ畑が結構あって、ワイナリーの看板もあったりして、驚きました。アメリカで、ワイナリーなんてカリフォルニアのナパだとか、ソノマだとか、しか考えていなかったので。いずれ、こんなワイナリーを訪ねるののいいなあ、と思いながら、通り過ぎました。実は、そのワイナリーが頭に残っていて、ニュージャージーに落ち着いてから、ニュージャージーワインを見つけて、思わず赤と白両方買っちゃいましたけど、うーーん、今ひとつでした。ワイナリー、ってどこにでもあるんですねえ。良いか、悪いかは別として。

 

で、やっと、今回の本題。

(筆者のハイブリッド車)

 

西海岸と言うか、カリフォルニアは、アメリカの中では、特殊だったんだなあ、と大陸横断をしてつくづく、思いました。革新的で、リベラル。そして、環境問題にも熱心。筆者は、ハイブリッド車を持っていて、それは、結構、カリフォルニアでは、結構、普通のことだと思っていたんですけど、カリフォルニア以外では、ハイブリッド車なんて、見かけない!大陸横断してみて、実感しました。それに、ニュージャージーでもニューヨークでも、ほとんど、見ない!

 

ついでに言うと、カリフォルニアでは、日本車が大多数ですけど、東海岸で驚いたのは、韓国車が結構走っていること。ロスアンジェルスには、大きいコリアタウンもあるのに、韓国車は、見かけませんでしたねえ。

 

まあ、東西というか、西海岸を通り過ぎると、車も変わるというお話。車が違うというのは、人の考え方も随分、違うということなんだと思います。いい意味でも、悪い意味でも。

 

と言うことで、次回に続きます。

 

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