近頃、やたらと【腸】が取り上げられてますね。
ここ半年~1年位でしょうか?
「腸内環境」やら「腸内細菌」って、
腸がちょっとしたブームのようです。
こうやって、常にネタを探してるメディアを通して
人の関心や行動が誘導されていくんでしょうねぇ~。

整体業界も「腸整体」やら「内臓調整」という
お題目が増えています。
どちらも要は“腸マッサージ”です。
「内臓調整」って言っても腸以外は施術しようがないしね。

ウチの店にもこんなDMが来ました。
「激熱・腸ブームに乗って稼ぐ方法」
儲かる小手先テクニックを教えます、っていう
商売です。

「腸整体」に行こうと思ってるアナタ、
既に何度か行ってしまったアナタ!!
“腸がねじれてる”とか言われませんでしたか?
こういう↓基本情報をまず知って下さい。

私が言うと、「それはお前の考えだろ!」
とか言われちゃうので。
分かり易い説明の他サイトです。

【家庭の学/ねじれ腸セルフマッサージ】

【家庭の医学/落下腸セルフマッサージ】

整体院や治療院の腸への施術は
これらの自分で出来る、セルフマッサージ程度のもの。

トータルケアの一環で腸マッサージするのは良いと思いますよ。
でも、これを売りにしているのは、ちょっとねぇ~。

これにもっともらいしい説明をつける
「腸がねじれてる」「毒素が排出されない」とか。
これも【バーナム効果】ですね。

曖昧な表現を何でも鵜呑みにしちゃダメですよ! (^^)/

ある健康情報番組で
肩こり体操、腰痛体操を
医師が指導しているのを見ました。

確かに、その体操は良いと思うのですが、
それ全て、
ベーシックなヨガの動きに含まれてますよ!
だった。

やはり、ヨガはお薦めです。

この時の体操は一般向けには
ちょっと難しいかなぁ?って感じだったけど、
この手の情報番組で
お医者さんが教えてくれる体操って
ホントにいいんでしょうけど、
「これ、いいね!」「やろうっ!」て気に
なれないものばかりなんですよねぇ~。

それは多分、
「簡単過ぎる」「手軽過ぎる」
んじゃないかなぁと思います。

私も店でお客さんに体操を指導したり
するんですけど、なかなか良いのが無い。

簡単・手軽なのは勿論いいのです、
仕事や家事の合間にできる感じや
就寝前にベッドの上で出来るとか、
でも
「体操している感」
「効いている感」

が無いと継続しないんですよ。
理論的に正しいだけじゃ
人って、やってくれないんです。
でしょ? ^^
「調整」「矯正」って表現
どこの治療院やサロンでも使ってますね。

皆さんは、この表現をどう受け取って理解してますか?
「ずれた骨を正しい位置に戻す」
「歪んだ骨格を正す」
という風に思ってません?

まあ普通はそう思いますよね
実際、そういった意味で使っている先生もいます。
でも大半は「つまった関節を緩める」という事を
「調整」「矯正」と言っているんです。
実は凄くあいまいな言葉、
何か手を加えたものに対して、大体当てはまってしまう。

都合よく勘違いしてる人は、そう思わせとけ、ってなもん。
施術してる側が思い違いしてる場合も多いです。

首や腰をボキボキッってするやつ
あれは正にそうですね、
ボキボキしなくても、関節をちょこちょこっと
いじくる類の施術も同じです。
脊椎は一つ一つがみんな関節。
つまった一時的に関節を広げることで、周辺の筋肉のストレスが
解放され、痛みが緩和される。

一言で言うと、筋肉をほぐした訳です。

えーーーっ!?  って思いました?
施術を受けた方、思い返してみて・・・
この説明の方がしっくりきませんか?
脊椎の何番目がどう曲がってる、とか言われました?

指圧マッサージ系は筋肉をほぐす事で
関節が緩み、歪みが改善していく
という感じですかね。
アプローチの仕方が違うんですね。
勿論、一人一人、治療家ごとにニュアンスは違います。

前者は即効性は高いが持続力が無いのが一目瞭然

では何故、整体は矯正を全面に出すのか?
骨格矯正は整体の手法の中の一つ。
整体は「マッサージ」という表現が使えないから
厳密に言うとマッサージしちゃダメなのです。
なので「マッサージ」「指圧」「もむ」とは
明らかに違う手法をアピールしてきた訳ですね。
差別化です。

いかがですか、かなり見えてきましたでしょうか?


因みに、以前に私は第五頸椎をピンポイントで
矯正してもらい、一度の施術で苦しかった肩の痛み
から解放され、10年以上は再発しなかった。
という経験があります。
こういうのが皆さんが思う矯正ですよね。
稀にこういうホントに凄い先生もいらっしゃいます。
駅前や繁華街・レジャー施設等には
こんな先生いませんよ。^^