パフォーマンス施術って分かりますか?
こんな言葉がある訳ではありません
私が勝手に言っている言葉ですが
簡単に言うと
軽くチョコチョコっと何かしただけで
「わぁー、凄い!」「魔法みたい!」
というリアクションを誘う為の
小手先のテクニックの事です。

皆さん、こういうの好きでしょ?
各メディアで紹介されるのは、大抵この類。
で、こういうの見た人が
「整体ってこういうもの」
「自分の痛みや不調が一瞬で治る」
とか思っちゃう。

んな訳ないでしょ!!
当然こういうのは持続力がありません。
その場限り、短時間の変化で不調改善にはならない。

まぁ、気持ちはわかります。
整体師などの治療家になろうとする若者や
なりたての人の多くは、お客さん(患者さん)を「驚かせたい」
「すごーい!」って言わせたい
みたいな願望があります。
額に汗する事無く、テクニックで治しちゃう、って
カッコいいですもんね?

で、こういう心理をついて
そんなテクニックを教えているトコロが沢山あります。
ある講座のPR文句です、

  触れただけで痛みをとったり、
    瞬時に動作を変えたりすることができます。

 「えっ!?少し触っただけなのに何で変わるの~!?」
     という感動を与えることができます。


これらを教えている先生は実績も資格もあり
ちゃんと治療目的の施術が出来る方。
この技術の使用の仕方として
各施術者の基本となっている施術に+αとして
活用して欲しいのです。

でも、客ウケが良く、疲れない、
施術料金を高く設定すると説得力が増す、
ビフォーアフターのプレゼンがしやすい、ので
これがメインになってしまってる治療家がいるのが現実。

例えば、ある不調で整体院に行ったとします。
 施術者「ここも良くありませんねぇ~」と別の部位を指し、
 施術者「ここが今、こうでしょ?」チョコチョコっと施術、
 施術者「ほら、こうなった!!」
 あなた「えっ、凄い!!軽く触っただけなのにー!」
もう虜ですね!?
肝心の不調はというと、「暫く通って下さい」となる。
3~5回は通ってしまいます。
その間、小出しに驚きを与えていれば
さらに通って貰えます。

実際、私の遠方の友人がこの手の整体院に
月2回、半年以上通っています。
料金はウチの倍位で。
毎回驚かされている、と言って心酔してる。
体の調子は?と聞くと
「う~ん・・・」といった感じ。

たちが悪いのは、こういう小手先の技術を
治療効果のある施術だと信じてしまっている
基礎のない若い施術者です。
こういう方は騙している気はないので、厄介です。

商売として割り切っているなら
まあ、商売上手として評価されるかもですが。
私は興味ありません。

この業界、皆さん(お客さん)が思っている以上に
客の心理を突いた商売してるんですよ。
頭の隅にでも入れておいて下さると幸いです。
では。






前回のマッサージの事を書いていて、ふと
整体師の私が何でこんなにも指圧マッサージの
代弁をしてるのか? と思ってしまいました。^^;
ま、いいか。

「ウチは根本治療します」っていうの
その辺の対処療法のマッサージもどき、とは違いますよー。
ってことでしょ?

「肩がこってるから、肩を多めにモミモミしましょうね!」
ってのは正に対処療法かもしれませんがね。
それは慰安と割り切った方々の施術であって
それに対抗意識持ったってしょうがない。

その根本というのは、××が痛いのは、骨盤が原因だとか
第一頸椎に起因してるとか、
肩甲骨だ、股関節だ、頭骸骨ドクロ、内臓調整だとか

じゃ、股関節が痛いのは骨盤が原因だ
腰だ、頸だ、とか

頸が痛いのは腰だ、肩甲骨だ、骨盤だって感じ。
もうグルグル。

整体やマッサージの守備範囲はケガや病気ではない
不調、未病ってのが基本。
いわゆる加齢や疲労性のもの、仕事や日常生活での
偏った体の使い方で腰痛になったり、肩がこったり、

病気で言えば、糖尿病や高血圧みたいな生活習慣病
のようなものじゃないですか。
こういうのって、重度でなければ、即危険って訳じゃない
けど、根治させるのは困難なもの。

肩こり・腰痛だってそう、原因は生活習慣やストレス、
それを改善しなきゃ、所詮は全て対処療法になりませんか?

やはり、東洋医学は予防医学とも言われてますよね。
定期的に全身ケア・全身施術がよろしいかと思います。
東洋医学の良いところは、不調の自覚の無い方が
施術等を受けても、悪い事は一つも無い点です。

とりあえず、まとまりましたかね? ^^
「マッサージはその場しのぎのもの、対処療法だ」
これ、ホントによく聞きますね。
ウチの店でも、ドコドコで、こう言われた。
というお客さんがよくいます。

この話はちょと面倒くさいんだけど・・・
まず、これを言う人は間違いなく

・マッサージが出来ない人。
・マッサージを勉強していない人。
・腕のいいマッサージ師の治療を受けた事ない人。
・日本における、マッサージの位置づけを理解していない人。

ですね。
どうこう言う資格ないでしょ?
因みに、私は整体師ですが、
指圧マッサージの威力は凄いと思っていますし、
高い技術と経験を積んだマッサージ師を尊敬しています。

まず、指圧マッサージ師は国家資格。
理論は鍼灸と同じなので、鍼灸と同時に免許を取る人も多い。
「治療」という表現が認められている。
「マッサージ」「指圧」という表示が使用できるのはマッサージ師のみ。
例えば「山田治療院」「田中指圧治療院」という看板の院は
マッサージ師さんの治療院です。
あと例えば「新宿西口マッサージ」なんてベタな名の店は
マッサージの有資格者のみのホントのマッサージ店です。

「今まで、あちこちのマッサージ店に行った。」
「マッサージによく行く。」
という方、そこ、ホントにマッサージ店ですか?
マッサージだと勝手に思い込んでませんか?
そういう素人の【マッサージもどき】が「その場しのぎ」なんです。

日本の指圧マッサージは中医学と漢方がベース。
対処療法とあしらうのは、浅はかでしょう。
指圧マッサージの特徴とも言うべきところは
西洋医学的な理屈で言い表せない要素が多分にある事。
中医学の理屈を説明されても、解りませんしね。

近頃のお客さんも、整体・カイロ・柔道整復師の方達も
とにかく、理屈好きですもんねぇー。 ^^

勿論、マッサージ師にも下手な人はいますよ。当然。
免許取っただけじゃ治療のレベルに達しませんから。

大体、言いたい事はお分かり頂けたでしょうか?
「対処療法うんぬん」については
「根本治療」にも関わるので、その時に。

では、長々と読んで頂き、ありがとうございました。
また!