キジトラお母さんの捕獲 | 犬、猫、馬、yoga、花。。。たまに独り言

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訪問して下さった方の所へは、なるべく伺っています。
(ビジネス、リブログ専門ブログには伺えない事も有りますがご理解下さい)

毎回、避妊去勢の手術予約を入れてから
 
「捕まらなかったどうしよう?無事に手術が終わるだろうか?」と
 
心配で眠りが浅くなったり、ご飯が喉を通りにくくなったりする
(結局は、通るので大して痩せはしないけれど)
 
 
手術の日は、あいにく早朝から雨予報
 
夜中0時に捕獲器を仕掛けて30分おきに見に行く
 
 
捕獲器の中で暴れて怪我をしないか?
捕獲器ごと盗まれないか?
虐待されないか?
今回は雨が降らないうちに移動させたい
 
 
大概のボラさんは、そうだと思うけど
何回も様子を見に行きます

 

 
中には奄美大島のノネコの捕獲に
こんな非道な方法を取った事も有ったらしいけど↓
 
「どうぶつ基金が発見した捕獲ワナは、
ダンプカーが行きかい砂埃が舞う旧国道上に、
炎天下放置されていました。
どうぶつ基金が後日行った実証調査では
捕獲ワナの室内は54度を超える高温でした。」
 
これは人道的では無いと思います。

 

自分が猫だったら・・・考えれば分かる事なのに。

 
 
夜中に1人で様子を見に行くのは怖いし
不審者として通報されると困るので
お爺さんには予め
「夜中に仕掛けて何回か様子を見に行きます」と伝えて置いた

 

 

以前は室内の猫もいたお爺さん

 

「手術が終わったら子猫を産まないし、
家に入れてあげてくれませんか?
名前を付けませんか?」
 
聞いても お爺さんは首を横に振るだけ

 

 

 
真っ暗な中、お爺さん家の庭に入って部屋を見ると、当然真っ暗
 
そんな時、少しモヤモヤしてしまいます
 
餌をばらまいて増やした本人は、
 
手術代も出さない、捕獲も搬送もしない
 
この仔には名前も付いていない

夜中 何回か見に行くも、捕獲器は空っぽ

 

記憶が有るのは2時までで寝落ちしてしまった・・・

 

翌朝4時半に目覚ましを掛けて置いたけど

なかなか起きあがれず5時に見に行くとシトシト雨が降り始め・・・

 

玄関の軒下なので捕獲器は濡れて居ないはず

 

そっと覗くと・・・入ってました!可愛い仔。

爪が引っかからない様に敷き詰めた段ボールがビリビリ
 
逃げたくて暴れたんだね、ごめんね。
 
四方八方が捕獲器ピッタリの段ボールの下部分にカイロを入れて
 
バスタオルを掛けて寒くない様にして
 
時間が来たので病院に搬送
 
 
病院で「ワクチンはどうしますか?」と聞かれた
 
今まで、お外の仔にフロントラインは有るけど
 
ワクチンまではしたことが無かった
 
 
お金の都合も有ったし
 
手術と同時だと身体に負担が掛かる
 
 
迷ったけど、でも・・・この仔は、お外で生きる仔
 
病気の確率も高くなる
 
結局、フロントラインとワクチンもお願いした
 
お外の仔は、危険がいっぱい
 
過酷な暑さ、寒さ、体調が悪くても気づいて貰えず
 
病院にも連れて行って貰えない
 

 

だから本当はワクチンは、お外で生きる仔こそ、必要だし

 

身体に良い、栄養価の高いフードを食べて欲しいけれど

 
実際には、安価なフードしか食べられない場合が殆ど
 
 
頭数関係だったり善意ごで飯をあげてくれる人の
 
お財布事情も有るから仕方のないことなんだけど
(私も、お外の仔達には、家の仔達と同じフードはあげられない現状)

 

 
 
何より、お腹いっぱい食べられるだけでも
 
お外の猫たちは助かる
 
 
病院に預けてから、そんな事を考えて紋々としてしまった
 
 
お爺さんによると息子もいるお母さん猫とのこと

 

病院の先生によると「4歳くらいの女の仔」

 
今回は、お母さんにしてあげる事が出来なかった
 

手術頑張って偉かったね、

 

怖い想いさせてごめんね。。。

 

けれど、もうオス猫に追いかけられることも無く

 

自分だけの為に生きる事が出来る

 

頑張ったから堂々とご飯を貰おうね

 

 

貴女に石を投げる人を見たら

 

私、ちゃんと説明して守るからね