助けるにはお金が必要 | 犬、猫、馬、yoga、花。。。たまに独り言

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10/17の夜、大都会 東京赤坂の繁華街にアライグマが出没

 

逃げ回るアライグマがTV中継されたりして、やっと捕獲されました。

 

リポーターさんが臨場感を出そうと

 

 

面白おかしく(ある意味ウルサイ)実況していました。

「保護されました」・・・保護? 私は複雑な想いでTVを見ていました。

 

「保護」って言うのは、幸せに生きられるように

 

終生お世話してあげたり里親さんに繋ぐ努力とか、

 

せめて自然界に放してあげるまでの事だと思ってる。

 

 

 

 

殺処分の為に捕まえるのは保護とは言わないと思う。

 

 

「保護」って言葉を簡単に使ったら

 

病気の仔を生かそうと頑張ってる方や

 

毎日、ご飯をあげに行く方に失礼

 

 

 

 

 

TVだけ観てアライグマが助かってホッとした方も居ると思います。

 

アライグマは外来種で、本来、日本には居ない動物です。

 

それをペットとして輸入して飼う人が居て、でも手に負えず野山に放した。

 

見た目の可愛さと違って、狂暴で病気も持っている、

 

そして希少在来種を食べてしまう・・・

 

 

だから捕獲されたアライグマは、ほぼ殺処分となります。

 

TVも、ここまでキチンと報道して欲しいです。

 

放送したら、騒ぎになるから肝心な所はぼかす。

 

情報操作されてるからTVを鵜呑みにしないで

 

自分で調べないと本当の事は知らないまま。

 

 

 

 

「助けてあげて」と署名活動も始まったそうですが、

 

捕獲されたアライグマは直ぐに業者に引き渡され、その後は・・・

 

 

 

 

捕獲されたアライグマを保護する施設や

 

維持費、人件費は、かなりの金額になります。

 

 

私も助けてあげたい、でも、それだけのお金を出せるか?

 

と問われると悲しいけど、答えはNOです。

 

 

築地の跡地に20匹の野良猫が残されました。

 

魚などを貰って生き延びて居た仔達です。

 

ネット記事より↓

「区は市場にいた猫のために臨時保護施設(鉄骨造り平屋建て2棟、計約30平方メートル)を

 

区立晴海臨海公園内に整備し、愛護団体がそこで引き取り手を探す。

 

整備費として電気や上下水道などのインフラ工事も含め約5600万円を見込む。」

 

 

工夫すれば、もっと安くできるのかもしれませんが

 

臨時の保護施設でも約5600万円です。

 

動物を助けるには、お金が掛かるんです。

 

遠い国から人間の趣味娯楽の為、勝手に連れて来られて

 

捨てられて、捕まったら殺処分・・・可哀想すぎます。

 

だから、一時の気分や自己満足で簡単に動物を飼わない。

 

動物と暮らすのなら最期まで面倒見る。

 

 

 

発見されてから今日で15日目

 

福岡・北九州市の砂防ダムに転落した、2頭のイノシシ

 

 

「助けてあげて」と住民が連絡するも、

 

 

野生動物に手を出せない「鳥獣保護法」を理由に

 

 

2週間近く行政は手を付けず(行政あるある)。

 

衰弱したイノシシを狙ってカラスが食べようと狙って居ました↓

(こんな状態になる前にダムから救出して欲しかった)

それでも今日になって、捕獲作戦で檻に入った1頭は、

 

山に帰されたそうです。

 

残された1頭をどうするのか、市は対応を検討しているらしい。

 

・・・検討って。。。

 

当然、ダムから救出して欲しいです。

 

野生動物ですが、ダムは自然には無い人工の造形物です。

 

人間が作った物で野生動物に危険が迫ったのなら

 

元居た場所に出してあげて欲しい。

 

これも税金、お金が掛かるんですよね。

 

動物を助けるにはお金が掛かります。

 

 

だから、どんなに嫌な事が有っても

 

私は、仕事を辞められない・・・。