子供の頃から運動が苦手だった私
泳げない、逆上がり、跳び箱・・・いつも居残り特訓を受けて何とか出来るようになっていた
社会人になって嬉しかったのは勉強しなくて良いことと体育の授業がないことだった
それなのに・・・もっともハードなヨガと言われるアシュタンガにハマってしまった
でも、やっぱり上達は遅く先生から
「基礎からやり直そう。今のままだと大きな故障をする」との言葉
今まで殆ど故障もなくコンスタントに練習を重ねて来た割には出来ないアサナ(ポーズ)が多い
膝が伸びない手が届かない・・・休んでる人の方が出来ていたりするんだから
先生が言うのも無理はない
今夜は、ほぼ付きっきりでアサナの形を直され体中が痛い・・・苦しくて呼吸も浅い
今まで自己流で楽な間違った方法で練習を重ねていた証拠
終わったあとは手に力が入らないくらいボロボロの状態
週に数回、「仕事で疲れてても苦しい練習に通って来たのになぁ」って流石に気持ちが落ちる
その後は、いつものようにMちゃんとディナーに行き今の自分の思いを話す
「なんで~全然できてるじゃん」中には見え見えのお世辞を言う人も居るけど私はそう言うのが苦手
その点、Mちゃんは「膝、曲がってるよ」と正直に見たままを言ってくれる
その方が私は小気味いいのだ。
もう、苦手な運動をしなくても良いのに
なぜか通い続けてる事にも何かしらの意味があるのでしょう
きっと得意な事や楽ばかりしていたら傲慢になって
人の心の痛みにも気付かないかもしれないよね
先生とMちゃんに受けたアドバイスを練習に生かすぞ
帰宅すると、とびっきりの笑顔が待っていました
「おかえり~今夜もヨガだったの?後はhanakoのオヤツとボール投げ30回が待ってるよ~」