今夜21時過ぎ、またもや雷が
例のごとくナナちゃんが心配でhanakoと見に行く
門の外から声を掛けると・・・やっぱり脱走していて隣の公園から出て来た
既に呼吸が荒くオカシクなっている 家は真っ暗で飼い主さんは留守
「おいで」と声を掛けると大人しく付いてきた 良かった
私の部屋のドアを開けると、すんなり入ってくれた ホッとした
これで雷が落ちても安心
それからが大忙し 玄関に新聞紙とタオル、トイレシーツを敷き詰める
暑いので扇風機も持ってきた
ナナちゃんは相当、怖がっていてパニック障害っぽくなっている 目も血走っている
新聞紙の上に吐いてしまった
臭いが付いてしまったのでドライシャンプーで体中を拭いてあげた
声を掛けて撫でても一向に呼吸の荒さが治まらず震えが止まらない
こんな時、犬は強いリーダーを必要とするらしい
私はわざと明るく声を掛ける「大丈夫だよ~ココにいれば安心だよ」
お水も置くと喉が渇いていたのかしきりに飲んでいた
念の為、飼い主さんに電話をして預かっていることを告げる
「今夜 帰宅できないなら預かります」とも伝えた
暫くして飼い主さんが迎えにきた ナナちゃん大喜び 目が違う
この頃にはもう、呼吸もだいぶ落ち着いていた
私:「お節介だとは思ったんですが・・・ナナちゃんの場合は家の中でないと難しいと思います。
まだまだ雷も続きそうですし・・・」
飼い主さん:「いつもスミマセン、助かります。玄関に繋いで行きます」
・・・飼い主さん、ナナちゃんを玄関の外に繋いで、また出かけてしまった
まだまだ雷が鳴ってるのに 雷と雨・・・心配でたまらない
あ~あ、こんな事なら玄関で一晩預かれば良かった
人にはそれぞれ事情が有るし考え方も違うから何とも言えない
でも子供が親を選べないように犬は飼い主を選べない
ナナちゃんは外飼いの仔にしては綺麗だし、お散歩も毎日では無いけど連れて行って貰ってる
飼い主さんなりに可愛がっているのが分る
だけど何だか虚しかった・・・私のしたことは何の解決にもならない
今度、外飼いの仔を家の中で保護する場合の注意点を獣医さんに聞いてみよう
やっぱりトイレの躾け、身体の汚れ方(ノミの心配)やhanakoへの感染症の対処の仕方が有るはず
私の家の仔だったらシャンプーしてトイレの躾けもして綺麗にして家の中に入れてあげたい
でも、2頭は・・・経済的に難しいな
毎月のご飯代、シーツ代、病院代、美容院代・・・hanakoでさえ月平均¥10,000は掛かる
ナナちゃん、身体大きいし、フィラリアの薬も美容院も高いだろうな
私がナナちゃんに掛かりっきりでもhanakoはヤキモチも焼かず吠えもせず
この仔、いつもそうなんだよね。我慢してるのかイイ仔なんだよ
もし、我慢してるとしたら、なんか泣ける
私のお節介でhanakoに我慢させたらイケナイね
友達にも、言われてる「ホドホドにね」って・・・そうだね
それにしても、今年は雷が異常に多い気がするのは私だけ