「男はいつまでもやんちゃ心を忘れてはいけないだろ~」
「そうだね!いくつになっても、遊び心を忘れたくないねっ!」

今回うちらは、あのヒーローに会いに行くことにした!
ヒーロー!?こんな年になっても、好きなもんは好きっしょ!
そう、男にはたまらない、永遠のアイドル!?!?(笑)

そんな感じで、今回向かう先はfleet初の北区!!
愛車に乗り込み、いざレッツゴー!!

そうそう、そこの「Y字を右方向に~~」


「てか、ヒーローっていっても幅広いけど、何のヒーロー?アニメ?映画?」
「それは言えねぇなぁ。ただ、噂に聞いただけだから、俺も本当に楽しみ!」

そんなこんなで着いた場所は、ここ!!


桐ヶ丘団地!!


こんなところに、、
そう、この桐ヶ丘団地内に、あの有名な人気者のヒーローがいるらしい。。

それは一体何なのか?遊具?看板?人?
「情報があまりにも少なすぎるから、歩いて探すしかねぇだろっ!」

俺らはゆっくり、初夏の日差しを浴びながら、探検を開始したんだ!




「こんな天気のいい日に、散歩がてら気持ちくね!?」
「なかなかできないもんな!のどかでいいべぇ~」



坂をのぼり~

団地内にも入り~



「なかなかないなぁ。。」


かれこれ2時間は歩いただろうか。。…全然見つからない。。


更に2時間。。。だんだん2人不安がこみあげてくる。。
「てか、全っ然人もいなくね!?」

そう、うちらの十八番、聞き込み作戦も、やりたくてもできないほど、本当に人がいない!
やばいっ!fleetrip始まって以来の、最大のピンチか!!


…結局、4時間以上も同じ場所を探しまわった。。
やっぱり、今回は本当に噂だったのか。。それとも、俺らの探しが足りなかったのか。。

意気揚々とはりきって望んだ今回、なんとあのヒーローには会えなかった。。
それが何のヒーローかも、わからず、うちらに初めてもやもやが残った。。

「まぁお前とこんな長い時間、散歩できたのも楽しかったしな!(笑)」

落ち込んでる俺に、相方が語りかけてくれた。
(俺もそう思ってるけどさっ。)心の中で同じことを思った。
更に相方が、気を取り直そうと、もう次の冒険に気持ちを切り替えている!!

「よし、そしたら、今回のヒーローは幻だったけど、俺が新たなヒーローに会いに、連れていってあげるよ!まぁ。ヒーローと呼べるかわかんないけど(笑)」
「うんそうだな!今回の場所、近いうちに必ずリベンジだぁ~気を取り直して、新たな冒険始めるっしょ~~」

うちらは次なる冒険に、もうわくわくしている。。
「ねぇ、まぢで温かくなってきたよな!」
「うちらのオテンバ心が黙っちゃいない・・・そんな感じだろ???」
「ん?今、何て言った???」
「いやぁ、オテンバ心が黙っちゃいない・・・って・・・」
「よっしゃ~!!んじゃ、オテンバな気分でGO→→↑♪」

そして、また、恒例の行き先内緒の旅。
まぁ、最近はちょっとまんねり化しちゃってるけど 汗
でも、どこに行くか着いてからのお楽しみって、こんな事でもしないとなかなかないよな~。
ってことで 笑!!

とりあえず、旅の仲間" 相car~"に乗り込み、向かった先は・・・
“東名高速道路”

「今日は、遠出!?」 「いや、そうでもないよ!」 「あ、そう・・・」 「まぁ、お楽しみ!!」

しかし、車の少ない高速って、気持ちいい!!

「ねぇ、海老名サービスエリアに寄ってかない?」
「いいよ!トイレ?」「いや、メロンパン!!」「笑」

とりあえず、海老名のメロンパン
まぁ、よくテレビでも取り上げられてる“おいしいメロンパン”
ただでさえ、サービスエリアはウキウキになるのに、こういう触れ込みには、みんな弱いよね。

「ここで、食うからこそ、うめ~♪」 「お土産に買ってこ!!」
「いや~、ここで食うからこそうめ~んだよ♪」 

そして、また、すぐ出発!!

車の中では、もちろん、これからの話。
うちらの夢を実現させていきたいからね。

そして、1時間ちょっと、着いた場所。それは・・・
“御殿場”

ここには、うちらが大好きなアウトレットがある!!

「なんだよ~、アウトレットか~」 「いやいや、それは、またの機会、今日は、違うとこ!!」

今日は、残念ながら、富士山は顔を隠してる。
会いたかったのになぁ・・・

途中、なんか目を惹いた家を”パシャ”
旧家
てか、やべぁ、今日、初めての写真だ・・・。
さっきのメロンパン、写真撮っとけばよかった・・・
あまりのテンションに忘れてしまった、うちら。。。
まぁ、いいや。

富士山に向かって走ること、20分。目的の場所!!
須走温泉 天恵
階段
「なんだ~、温泉か~♪」 
「いやぁ、春の富士山を見ながら、温泉入って癒されるのって、素敵ぢゃねぇ?」
「素敵♪今日は見れないけど 汗」
「汗」
入り口
靴箱
土産屋
でも、ただの温泉ではない!!
今日は、オテンバな気分で御殿場♪♪
風呂案内板
男湯入り口
なんと、ここは、温泉プール“大ぷ~呂”があるんだ!!
大ぷ~呂 
オテンバにこだわってたのは、これかよ!!」
「癒されるだけでは物足りない今のうちらには、ぴったしでしょ 笑」

そして散々遊んだ後は、癒しの温泉へ・・・
今日は会う事ができない富士山を、それでも近くに感じながらの露天風呂。。。

もちろん、サウナや寝湯にも入り・・・
館内案内板
しかし、これだけでは、終わらない!!
なんてったってここには、リラクゼーションルームにたくさんの無料のマッザージ機がある!!
これって、だいたい何処も有料だからね。
リラクゼーションルーム
うちらのやんちゃ精神と今日のオテンバ心が、もうやりたい放題でマッサージしまくりな感じ!!
マッサージチェア
揉み返しが来そうな、いや、必ず来るであろう程、マッサージをして・・・
「子供って限度知らないよな~」
「って、うちらぢゃん!! 笑」
大食堂
そして、最後に大食堂で、コーラで乾杯。
オテンバっていったら、なんとなく“コーラ”って感じだったからね。

ゴテンバでオテンバ♪
そんな気分のまんま・・・
出口
天恵
「温泉って癒されるものって感覚が、今日はなんかやられたよ!!」
「温かくなった第一弾の遊びとしては、よかったっしょ 笑!!」
「おう、最高だね!」
「やっぱ、男はやんちゃ精神とオテンバ心をいつになっても無くしちゃだめっしょ!!」
「はい来た~!!今度は、その男のやんちゃ精神&オテンバ心にさらに火をつけてやるぜ~!!」
今回のfleet、久々に物を求める旅に出たいと思う!
その物とは、何とも珍しい…んん~まぁ食べ物だねっ!
俺はどんな物かは知ってるけど、相方は知らない。。ぐふふふ。

「何なの?珍しい物って!?」
「まぁ、めったに食べる機会はないと思うよ。」
「今回も食べ物なんだね!」
「俺も実は一度も食った事ないんだ。話に聞いただけで。ただ、すごい興味あるから、まぁ着いてきてくれよっ!!」
「うん!いいよぉぉ~~」

そんな感じで、うちらは電車に乗った!
最近お世話になりまくってる山手線・恵比寿駅から、外回り(?)ヘ。。。


「なんだか腹減ってきたぜ~」
「いやっ…実は、あんまり期待しすぎないで…」「なんだよそれ!?」

今回ははっきし言って、言う程大した物ではないと思う。
ただ!!!俺はめちゃめちゃ食いたい!!!この食べ物がはっきし言って、大好物である!

しかも、こんな形に変身して…


『こ・ん・な・か・た・ち』???

俺が好きな物は、相方も絶対大好きなはず!うん!絶対そう。
そう言い聞かせながら電車にのり、、あっという間に目的地に着いた!



「あれっ?ここって巣鴨じゃん!!おばあちゃんの原宿じゃん!」
「そうだよ!またfleet初上陸の土地だね!」
「早く改札くぐって行こうぜ~~!」



「………!!!」



「おい!何してんだよ!早くこっちこいよ!」

「待って…」「どうしたんだよ…」
「見つけちった…」「はぁぁ?」
「もう早速見つけちまったんだよ!!」

「えっ?何、何?」「あそこ見てみ!!」


「………!!!」


そう、今回の目的はなんとこれ!
俺の大好物、『もつ煮込み!しかも自動販売機の!!』





「やべぇ~すげ~感動!初めて見た!!…あれっ!?無反応!?」


「いやっ…これ…すげぇ。感動!!」

もしかしてこれだけ!?みたいな反応されるかと思ったけど、相方の目はとてつもなくキラキラしていた(笑)

「早速購入しようぜ!なに?自動販売機の缶で300円!?やっぱ高いね!」


「いやぁ~巣鴨にあるって話は聞いてたんだけど、まさかホームにあるとは思わなくてさ。」

そんな話をしつつ2人で1缶をほおろうとしたが…!

「つめたっっっ!!!」

そう、この缶、めちゃめちゃ冷えてる!!缶には、器に移して、温めてくださいの文字が…
我慢できないうちらは、相方の家に舞台を移して早速調理した!


缶を開けて…器に移して…レンジでチン!!!
缶の割にはすごい本格的!!
串に刺さったこんにゃくに…でっかい大根!!



「んんん~~激うまっ!!」

声を大にしてうちらは叫んだ!はしゃぎまくった!
こんなくだらない事で騒げる幸せ。。
おてんばなうちら、、最高(笑)

「よ~~し、今度は俺の番だね!楽しみにしてろよ~~」

「もう外は暖かい、冬もいつの間に過ぎ去り、これからはこの時期にあった遊びしようぜ~」

「…」
「…あれ?…どうした??」
「早く行くよ!!」
「いやぁ、なんか、こんな車だらけの大都会の道になるとは、権之助も思わなかっただろうなって思って」
「だな!!」

そして再出発!!
「おっ!なんだ!?あのアーケードは!?」
権之助坂
なんかアーケードみたいになっていて、なんか名称があるみたいだ!
ジャジャ~ン!!
権之助坂商店街
”権之助坂商店街”
ここでも、権之助登場!!

アーケード内1
「なんか、いろいろと面白そうな商店街だな!」
「うん、まぢで!!ここの探検、今度しよ~ぜ~!!」
「おぅ!!」

「おっ!あのバス停見てみ!!」
権之助坂バス停
“権之助坂”

権之助の思いを、目黒の人達は、きっと大切にしてるんだな。
うちらも、そんな風に思われるような人間になりたい。

そして、今度は、行きたかった1つの場所!!
俺は、相方おいてダッシュしてみた!

「な、なんだよ! おっ、めぐろしんばし!! おぉー!!」
めぐろしんばし
“めぐろしんばし”
目黒川
そう、この景色は1年でこの時期しか見れない!!
“東京名物の目黒川の桜”

fleetの未来もこの桜のように、パァ~っと咲かせたい。
あっ、でも、桜のようにすぐ散っちゃだめだけどね 汗


「この景色を見せたかったんよ~!」
「だから、あんな頑固に連れ出したんだ!」
「・・・笑」

が!!しかし、今回の主役はこれぢゃない!!
見とれている相方に・・・

「早く行くよ!!」
橋むこう
また、アーケード街を通り抜け・・・
アーケード内2
そして、このデカイ立体交差店!!
目黒山手交差点
立体交差点
青看板
ここは“目黒通りと山手通りの交差点”!!

「ねぇ、どこまでいくん??」 「もうすぐだよ!!」
「たくさんのものを見たから、なんだか気持ちはいっぱいになったけど・・・、 お腹がすいちゃったよ・・・」
「待ってました~♪その言葉!!」

と、その時!!
「ねぇ!!あれ見て!!」
頑固蛸横
「蛸!!」
頑固蛸蛸

「は~い、今日は、俺の大好物で、一番大好きなトコっす!!」
そう、ここは、俺がこよなく愛するたこ焼きやさん♪
頑固蛸
頑固蛸正面

「ソース味2つ!!油で揚げる方で!!」
回りはカリカリ、中身はとろっと!そしてホクホクのオオダコ!!
たまんないっす!!
頑固蛸メニュー
「ここって、有名人がたくさん来てるんぢゃん!!」
「サインいっぱいだもんな!みんな、味のとりこになってんぢゃん!」
頑固蛸サイン
「はい、2つ!!」
いぇ~い!!オオダコ入りたこ焼きゲッチュ~!!
頑固蛸袋頑固蛸たこ焼き
恵比寿のオオダコで遊び、そして、目黒でオオダコを喰う!!
大都会の怪物を制したうちら!!
そんなん思うだけで、まぢ、ウキウキしちゃうね!!

目黒川のほとりで、桜を見ながら、めちゃ旨たこ焼きを・・・
目黒川ほとり

“頑固”に今日って言った意味分かったよ!!てか、してやられた!!」
「てか、“頑固”って言葉を引き出すの苦労したよ。でも、さすが俺の相方!期待は外さないな!!だけど、十分、楽しめたっしょ!」
「うん、さすが俺の相方!!しかも、ここも素敵な町だったよ!」
2人「目黒さいこ~!!」
目黒
「てかさ、今度、ちょっと珍しいものが、ある場所にあるらしいんだけど、ついてきてくんない!?」
「おぉ!!行く行く~!」
「この間のやばかったな、あのタコ!」「大都会の真ん中だけに!」
「てか、今日暇?どっかイカね?」「今から?う~ん、ちょっと今日はな~」
「なんで!?行くよ!!」「まぢで!?」
「うん、今じゃないとだめなんよ!!」「今日じゃないとダメなん???」
「ダメ!!!!」「もぉ~頑固者!!」

そう、あの大都会に住む怪物“オオダコ”の記憶が冷めぬうちに行きたい!!
そんな思いがあるだけに、頑固者と言われてしまうくらいの駄々っ子っぷり♪
でも、実は・・・その言葉、待ってました~♪

そして、待ち合わせた場所とは・・・
恵比寿駅
恵比寿駅
あえて、前回のオオダコの駅!なのだ!!

「ちょい~っす!!」「ちぇす。てか、頑固だし、テンション高くね!?」
「いやぁ、前回の素敵な遊び場の、あの“オオダコ君”が導いてくれてるんよ!!」
「ふ~ん。んで、どこ行くん♪」

そして山手線に乗って向かった先は・・・???
線路
ガタンゴトン ガタンゴトン・・・

目黒駅
目黒駅
前回の1つ先の駅のとなりの駅だ!!

「なんだ???隣の目黒???」「そだよ♪」
相方は不思議そうな顔。
そして、早速出発だ!
目黒駅を使う時って意外と少ない。
だから、ちょっとワクワク気分♪
普段行かないとこってなんだかテンション上がんない???

まずは、駅からそばの目黒通りを歩く。
目黒通り
青看板

なんてことない道だけど・・・
初めて通る“未知の道”・・・
そして・・・
“fleet road map”に・・・
空色の足跡を刻んでいく。


そんな気持ちを大切にするだけで、ただ生きていることすら感謝できる。
だって、まったく同じ1日は、ぜったいに来ないんだから・・・

そして、歩いてほんの少し進んだと思ったら!!

2人「!!」

「なんだこれ!?」
権之助坂歩道橋手前権之助坂歩道橋真ん中権之助坂歩道橋奥
まるで、上へと上がる階段がまるでタコの足みたいだ!!

「なんか、これすごくね!?」
「うん!やばいね!」
権之助坂歩道橋
この不思議な歩道橋は、“権之助坂歩道橋”と言うらしい。

なぜゆえ権之助なんだ???

それは、一説によると、
江戸時代中期に中目黒のに菅沼権之助という名主がいたんだって。
んで、貧しい村人を代表して年貢の取り立てを緩めてもらおうって直訴したんだけど、
そんな直訴によって、死罪を言い渡されたんだ。
処刑場に行く途中、この坂で「何か思い残すことはないか」って聞かれて、
「 自分の家をひと目見たい 」って言った。
当時は、この坂は「新坂」って呼んでいたんだけど、
村人たちが権之助に想いを込めて 権之助坂」と呼ぶようになったといわれているだって。

もう1つは、当時、白金~目黒不動の幹線道路は「行人坂」しかなくって
回り道で傾斜が急だった。 そんで権之助が新たな坂を造った。
そんで、この坂を「新坂」、目黒川に架かる橋を「新橋」と呼んだって。
だけど、 許可を得ずに造っためた罪に問われたってとこからの由来。

まぁ、どっちにしても、権之助の思いと、この目黒の村人の思いからできた悲しいけど、素敵なとこ。
権之助坂歩道橋全容
「いやぁ、なんか、道に物語があるって素敵だよな~」
「うん、まぢで。この橋はタコの吸盤みたいに、みんなの思いをしっかり地に結びつけてるんだな!」
「この坂に込められている思いを噛みしめて歩こうぜ!!」
「おう!!てか、この歩道橋がタコつながりだったん???」
「・・・笑」

そして、fleet、目黒の旅はどこへと続くのか・・・!!