日本は水資源が豊富です。
川や海が近くにあり、水道からは飲める水が出ます。
そのせいか、水に関してとても意識が低いように感じます。
日本は水の豊かな国と考えられてきました。
それは一年間に降る雨水の量が多いということからです。
でも、降った雨は地形的な理由から海へと流れてしまい、
実際には使える水はそう多くはないのです。
人が利用できる年間水資源量を人口1人当たりで換算すると
以外と少なくて世界平均の半分以下でしかない。
…実は「水が豊富な国」というわけではないようです。
雨として降った水は、山に降り地下水になり、
川に流れ、海に流れます。
海の水が蒸発し、大気中の水蒸気が水滴となり
地上に雨となって降ります。
さて、何が言いたいかと言えば
「水を大切にしましょう！」ということ。
家庭用水の使い方は、
トイレ→風呂→炊事→洗濯 といった順で
洗浄を目的とするものが大部分を占めています。
蛇口をひねれば、すぐに飲める水がザーザー出ます。
その水、出しっ放しにしていませんか？
湯船に溢れるほどお湯をためていませんか？
シャワー出しっ放しで洗っていませんか？
歯磨き、出しっ放しで磨いていませんか？
お皿洗いのとき、スポンジごしごしの間も
「すぐ、すすぐから」と出しっ放しにしていませんか？
（出しっ放しにした、流したお水は “買っている” ということを忘れていませんか？？
水道代を払ってますよ～。）
トイレで「音消し」のために、無意味に流していませんか？
相当な量を流してますよ！
（従来の古いタイプのタンクであれば約13リットル必要なんですって！）
油物を流していませんか？
食べ残しを流していませんか？
必要以上に洗剤を使用していませんか？
味噌汁一杯（200ml）を、もしキッチンで流し捨てたとして
その排水を魚が棲める水質に戻すために必要な水量は
きれいな水が1600リットル（浴槽8杯分）必要なんですって。
牛乳コップ一杯（180ml）だと2800リットル（浴槽14杯分）！！
（捨てたお水の処理にも下水道代を払ってますよ～。）
汚れた水を排水すれば、下水処理にお金がかかります。
処理された水は川や海に流されます。
巡り巡って、また雨となって降り注ぎます。
きれいなおいしい水を飲みたかったら
汚れた水を捨てない事です。
LOHASだ オーガニックだ と言う前に
水の使い方も考えてみて下さい。
生分解能力が高い洗剤を買う前に、
水の捨て方、使い方を見直して下さい。
ムダに使わない、汚れた水を捨てない。
水資源は永遠ではありません。
節水や、汚さない工夫が必要です。
カラダにもいい、水を大切にするその方法、その一！
“脱☆洗剤”～湯シャンのススメ～
ふぅ、続きます。
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