前回は、
⭕まずは自分の心身を労り大切にする習慣を付ける
⭕自分は集合体であって独りではない
⭕自我は集合体の意志決定をしていて集合体の運命を握っている
という話でした。

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今回は、前回の先にある健康に対する意識の持ち様、自分の在り方の話です。


ここを押さえておかないと、健康でいたくても、健康な事をしていても、
『自分が不健康になる、自分を不健康にしてしまう確率』
を、自分で上げてしまいます。


それでは、チェック項目です。

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1️⃣心身が調子悪い事に恐怖するから健康を目指すのか、不健康を抜け出そうとしているのか、それとも目的を持って健康を保つのか、目指し続けるのか。

2️⃣その健康である目的も、自分を、蔑ろに・置き去りに・無視したものか、そうではないか。

3️⃣私と私達という気持ちの上に乗っかる健康であるか。

4️⃣自分にマイナスイメージを持っている・自分を卑下している気持ちを持ちながら、健康が欲しいと思っているのか。


ここを正しく調整されていないと、精神的な病気も肉体的な病気や怪我も好転しにくいと同時に、病気・怪我・悪い事を呼び込み易くなります。

何故なら、表面上の気持ちとこびり付いている基礎の想いとが食い違っているからです。

『2つの人格が別の方向へ舵取りしている』
と言えば解り易いでしょうか。

もう少し説明すると、
『表層意識・顕在意識・意識』
  ↕️    ↕️  ↕️
『深層意識・潜在意識・無意識』
と言う様な感じです。

力関係は、下の鉤括弧『』の方が強いです。

例えば、表層意識の方が
『健康でいたい』
と思っていても、
深層意識の方が、それを選ばない気持ちを持っていたら、どうなるでしょうか❓

不健康な事をしてしまいます。

代表的な思いは、
『頭では解っちゃいるけど』
ですね。

何か、例えば特定の不健康な事をする方が
⭕良い
⭕楽しい
⭕癒される
⭕現実逃避出来る
⭕問題逃避出来る
⭕手っ取り早い
⭕安心する
⭕良くて手放せない、安住したい
⭕健康な事をする事に恐れがある
といった心の奥底に居座った想いがあります。


もう1つ、健康な物事をしても、効果が薄いか無い場合です。

簡単に挙げられる例として、嫌々・苦痛・違和感を感じながらやっている場合です。

成果が少ないか、成果が上がりません。

自分の意識全部が健康に向いていないからです。
 
もっと言えば、
『何の為に健康で在りたい』
『何の為に健康になりたい』
について、全部の意識が一心同体化していない。

その全部の意識が一心同体化した状態で身も心も一心同体化していないのです。

表層意識と深層意識が一心同体化していないと、心身を一心同体化出来ないのです。

バラバラな心や意識では、健康どころか、どんな目的や目標も一直線に叶えていけないのです。

エネルギーロス

良い物事も効率的に取り入れられません。

脳、解りやすく言えば意識が望んでいない事を身体が受け付けようとしないのです。

主体的に選んでいないのです。

正にまさに
『心から』
というヤツです。

その為に、
『何の為に健康になる』
『何の為に健康でいる』
理由・目標・目的・意義・願い・望みと言えるものが必要なのです。

何事に対しても、有耶無耶では、出来ません。

恐怖・回避・逃避だけでは、瞬発力は有っても、持続性に欠けます。
目標と選択にふらつき・迷いが出ます。

ですから、
『健康になる』
『健康でいる』
を叶え続ける為の、回避・恐れ・逃避ではない
『目指す物事』
『目的』
『生きる目的』
『成したい事』
『在りたい姿』
が必要なのです。

その基本は、
『私を前提にした他人と共に』
即ち、
『私達』
です。


ーおしまいー