それぞれの家庭には、他の家庭や世間が見ると、
- おかしく、
- 理不尽で、
- 非道徳的で、
- 理屈が通っていなくて、
- 偏った価値観
といった養育者が生んだ
- 家風
- 親子関係
があります。
子供が、養育者の言う通りに
- 出来ても、
- 出来なくても、
養育者の言う事を
- 拒絶しても、
- 泣き寝入りしても、
- 知ない間に受け入れていて染まっていて適合してしまっても、
その子供自身の気持ちが、
- 蔑ろにされ、
- 無視され、
- 押さえつけられ、
- 拒絶され、
- 軽んじられます。
時を重ねる内に、子供自身が親に認められない、受け入れられない気持ちが当たり前になっていきます。
すると、常に親の出方を伺う様になります。
親の気持ちだけが絶対なのです。
これでは、自分で自由に考えて親に気軽に話したり実行する事が出来なくなっていきます。
自分の気持ちが解らなくなり、限られた範囲でしか何かを思い、振る舞えなくなります。
僕もでしたが、よくあるのが、親を正しいと信じ込んでしまう事です。
特に親の理屈が子供からみると、
- 客観的に正しい
- 理屈が通っている
場合は厄介です。
疑うのが難しいですから。
また、子供に対する親の言葉や行動が強いと、
- 悪い事
- 間違っている事
- 親の性格によるもの
- 親の気分次第のもの
- 理不尽な事
であっても、受け入れてしまいやすいです。
受け入れてしまう理由には、こんなものがあります。
- 強い言葉や行動には、理屈や正しさ以上に他人を従わせる力がある事。
- 親が子供にとって、命を握られている存在である事。
特に 2. は、親に見捨てられたり、適当に扱われたら、本当に子供は生きていけなかったり、不自由です。
一番厄介なのが、家の中で普通だった事や、その普通によって出来た自分の常識が社会では通用しなくなった時です。
とにかく何が何だか解らない。
上手くいかない。
実際に僕は、今までの何かが木っ端微塵に吹っ飛んだ、寄って立つ物が無くなった様な感じでした。
村八分みたいな感じになりましたし、何かことごとく自分が周りと違いました。
一番苦しかったのが、周りが僕にやってくる事がことごとく自分を干渉する様に見えて、感じた事です。
何故、干渉する様に受け止めるかというと、ここまで書いてきた様に、子供の思いの多くが親に受け入れられたり、叶えられず、親のなすがままの記憶がとても強いからです。
その記憶が、他人が子供に振る舞ってくる行為や、言ってくる言葉が、子供の思いを遮ったり、邪魔したりする様に受け止め易くなります。
たとえ、他人にその意志が無くてもです。
そうすると、余計に親との間に出来た変な自分の反応が、個人同士や、会社や社会といった集団の人間関係にも、過敏に強烈に出てくる様になり、上手くいかなくしてしまいます。
もう色んな物事が破綻して、上手くいかなくて、自分が何者か解らなくなってきます。
そういうドン底を経験し尽くした後にやっと訪れるのが、
- 親子の呪縛からの脱却
- 自分との繋がり直し
- 本当の自分の芯を作る
といった『自分の作り直し』です。
自分の人生の夜明けです。
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