たまたま、いつも読んでいる大好きな漫画の『キングダム』に出てきたひとこまから思い浮かびました。

(下の2枚の写真は、週間ヤングジャンプの通巻No.1906です。)

この『宮康』が串刺しにされて絶命するシーンを何度も読み返している内に、
『他人に命を捨てさせて自分に後を託す人となり、生き方とは、どんなものなのか?』
と、考え始めました。




遠い昔の僕なら、絶対にあり得ない事。

他人の為に自己犠牲、ましてや命を棄てるなんて。

本当に死にかけた事とパニック発作の死の恐怖感を入れると、もう何10回も命の危険を体験している僕には、誰かの為に命をかけるという事についてあれこれ考えてみるなんてあり得なかったのにね。

自分を振り返ってみると、勇気を出して新しい人や格上の人に繋がりに行ったり、または絆のやり直しを求めていったりするとその人達が応えてくれています。

また、何か上手くタイミング良く誰かの『お釈迦様の蜘蛛の糸』が何度も垂れてきた事もありました。

アクシデントがあっても逃げずに自分が進みたい方へ信じて真摯に向かい続けたら、好転した事も何度かありました。

投げ掛けてくれた期待に僕が何度か応えられなくても、悔しくて泣いたり、
『この人との関係は終わった』
と、悲観しても、次に会った時は満面の笑顔で僕に接してくれた事もありました。

どれも『命を投げ出して』迄のレベルではありませんが、僕に愛を注いでくれた事には間違いなく、感謝しきれない幸せな数々です。

自分が心に決めた事を進めていくと、それに応えてくれる人達が出てきて、お互いのキャッチボールが始まる。

そうすると、お互いの気持ちがお互いの中に積み重なり合い、段々高く深い広い関係になっていく様です。

それが場合によっては、人生を掛けてくれたり、財を投資してくれたり、命を掛けて助けてくれたりする事に繋がっていくのだと思います。

付け加えると、
『命を掛ける』
とは、何も命を捨てるだけでなく、
『ずっと一緒にいてくれる』
という事も含まれます。

例えば、自分にとって欠けがえの無い『配偶者』や『パートナー』とか。


もう一つ加えれば、
あなたの夢を叶える為に身を粉にして働く等して資金を提供してくれたり、利便を図ってくれる親等の養育者。

挙げればキリが無い。

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自分の生きる道を進み、
人の思いを背負い、
人に思いを注ぎながら、
皆と一緒に生きていく事は、
生きる醍醐味であり、
『生きていて良かった』
という実感、喜び、幸せに続く道だろう。
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たった独りで滑走している様に見えて、様々な人や物に支えられている。