前回の記事でも書いたが、幼少期の記憶ってかなり断片的だ。
この断片的な記憶を親に聞いてみると、大人の親はやっぱり覚えていて、何のことだったかを教えてくれたりする。
「過去を振り返る」
まさにこの「ボクの世界観」のテーマで書いている記事は、それを体現している。
ちなみに、たくさん「過去を振り返る」という行為をしたら良いというわけではない。
やりすぎると、過去にとらわれてしまって、「いま、この瞬間」に集中することができなくなるからだ。
というわけで、幼少期の頃に話を戻していく。
ボクは3歳くらいには、戦隊モノの本を読んでいた鮮明な記憶がある。
科学戦隊ダイナマン、超電子バイオマン、電撃戦隊チェンジマン、超新星フラッシュマン・・・
漢字は読めなかったが、ひらがなやカタカナは読めていた。
なので、ある程度内容を想像しながら大人に頼らず本を読むことができていた。
母からは、ボクには何も教えてないけど、いつの間にか文字を覚えて本を読んでいたと聞いた。
ちなみに、これは自分で文字を覚えて読めていたことを自慢したいわけではない。
興味のあるものについてなら、とことんハマってしまうというボクのHSS型HSPの性質のあらわれだったと思っている。
そのため、飽きるのも早く、色んなことに中途半端に手を付けてしまっていた。
そもそも、自分がこのようなHSS型HSPだということは、ここ数年で知ったことだ。
自分の性質は他人と違って特殊すぎるのか・・・
と悩むこともあったが、世の中には自分と同じ性質の人間がいるということが分かっただけでも安心できた。
実際、幼少期の自分の性質からしてHSS型HSPに当てはまることが多いなと、この「ボクの世界観」をテーマにしたブログを書いていて感じることが多い。
※HSPとは、簡単に言えば繊細さんのこと
なので、3歳で漢字以外を読めていたボクは、神童でも何でもなかった。
3歳で本をスラスラ読めていたけど、ただそれだけ。
めちゃくちゃ平凡な子どもだった。
真面目だけど消極的で泣き虫で、失敗したり怒られたりして傷付くことを極端に恐れる。
そんな、繊細で平凡な子どもだった。

