18分遅れていたPCの時計をなおした。ニコニコ動画の会員登録をするためには、ある程度正確な時間を刻んでいなければならない。有益とはいえない動画視聴のために慣れ親しんだ18分を正常に戻し、生活のリズムが狂う。まだ20分近く余裕があると余裕で構えてしまう癖は簡単に抜けるものではなかった。何かと遅刻する。そうだこの時計は合っているのだと我に返って毎度心臓に悪い。ただ、おかげで走ることが増えて健康には良い。
すばやく一定のリズムを刻み、キープするドラムロールができない。厳密にいえば時折できるがそれは力みによる偶然の産物で、力を抜いた自然体でロールするのが理想。叩いているうちに左右の手がずれ、しまいには同時進行になる。和太鼓集団の鼓童
は、見ているだけでも彼腹筋や背筋はかなりのものだと思っていたが、事実、彼らは毎日数十キロを走っていてアスリート並の体力を持っているという。筋肉で武装しつつ、その土台の上で力を解放して叩けるようになりたい。と、思ったところで実践までの道のりは長い。
異国のようにも思えるが日本のような気もする、大いに賑わっているバザールに足を踏み入れた。初めて訪れた場所で、猥雑とした雰囲気が悪くない。人ごみと商品とで歩きづらかった。買いたいものがあったわけではない。予定も約束もない。一人、ただそこに流れ着いた。
僕は地元意識や愛国心が薄い。そういう環境で育った。一人っ子であることも手伝って、孤独を常に感じつつもそれは居心地が良い。それが夢に反映される。先行きの不安はつきまとい、それを忘れようとすればすぐに忘れることができる。夢も同じ。ほとんど忘れる。
彼女とは学生の頃からの付き合いで、彼女がジャグジーズに紹介する形で彼とも仲良くなり、彼ともう一人と野郎3人で野球観戦
に行ったこともあった。何度か顔を合わせたことがある程度ではなく、新郎新婦ともに親交が深かったので僕としても喜びはひとしおだ。平均年齢が30に近づいてそれぞれ忙しく、メンバーと会うのも久しぶりだった。昨年の、僕が失態を犯した結婚式
以来ということは、また次、早く誰かが結婚してほしいという願いにつながる。大便をひねり出す際に、自分がつま先立ちになっていることに気づいた。和式便所より慣れ親しんだ洋式のほうが出しやすいと思っていたのだが、足を尻より上げることによって僕は大便をしたいようだ。そのほうがきばれる。力んでいる時間が長い時、足がしびれるのはそのせいかも知らん。意識してかかとをつけたままきばったが、それだとおさまりが悪かった。便座の低い洋式の便器がベターといえる。座高が高いのではないかという疑念はかき消した。
自転車のライトの電池だけを盗まれたことがある。2年半以上も前
のことだ。すっかり忘れていた。また盗まれて久しぶりに思い出した。何しろそれは同じ場所に路上駐車をしたのだから驚きである。同一犯の可能性が高い。正規の駐輪場ではないそこに止めた自転車は、高確率で電池を抜かれているに違いない。近隣の住民なのであろう。犯人は長きに渡って反抗を繰り返している。「ここに止めるな」というメッセージを込めて。2010年頃、また盗まれてやろう。
今年の高校生ドラフトは昨年と同様に2選手の指名に留まった。昨年と違うのはくじ引きで外したこと。しかも2度。堂上余波といったところだろうか。くじ運の悪さを知らないわけでもなく、数年はしばらく仕方ない。赤坂も縁だ。素晴らしい前例、荒木のように欠かせない戦力となることを期待する。二刀流らしいがここは野手で。
樋口は名前すら知らなかった。いかにもハーフらしい端正なマスクは、数年前なら中日にふさわしくないと思ったが、その傾向は弱まりつつある。高卒の投手はなかなか芽が出ていない現状。中田や朝倉の時代を担うべく、恵まれたフォルムを大成させたい。


