ブンレツさんの誕生日が先日だったのでソウウツシニアも含めて3人で食事。待ち合わせ場所へ行く前に買い物をした。長袖のシャツをプレゼントする。皮膚を患ったブンレツさんは半袖を好まない。胸に変なエンブレムがついていたが気に入ってくれた。

それを着て友人と会った時、有名なブランドかと問われて、しれっとそうだと答えたというのは後日談。

例えばシェービングジェル。量的にこれが最後だと思いながら髭を剃っても、剃り終わった時には買おうという気持ちは忘れ、そして微量のジェルを肌に塗る。

例えば灰皿。山盛りになっているのでこの1本を吸ったら捨てようと思っていても、吸い終った時にはその気持ちをなくし、そしてまたタバコに火をつける。

これの繰り返しである。子供のようだ。
ソウウツおかげでFLASHBACK現象-コンタクトボール 先日のキャンプでコンタクトボールに興味を持ち、同じように魅せられた友人たちとジャグリング部を結成した。透明な、ソフトボール大のボールを皆、井の頭公園に持参してクネクネする。
うまいこと滑らかにできないが、透き通る球体を持っていること自体が心地よい。

夕方からはスタジオに入ってジャンベを叩き、その足で友人宅へ。料理をもてなされる。料理好きな彼女は干し野菜や昆布〆など、食べたことのないものを振舞ってくれた。有意義なゴールデンウィークだ。

ところで彼女の友人がジャンベを始めたいらしく、ついでに僕のことを薦めたそうだが、その女性は酒に飲まれる傾向があるということを事前に聞いていたので件については前向きになれない。

ドゥンドゥンバのケンケニに慣れてきた。手こずった。元々地味というか、遊びの少ないポジションであるケンケニが好きではなかった。メトロノームのように正確で単調なリズムが多いケンケニはこれまで避けてきたが、ここを通らないわけにもいかない。まだ手なずけた感はないにしろ、距離が縮まったように思える。

ジャンベの最初の師匠が7月に結婚式を挙げる。とうに籍は入れ、一男をもうけているのだが、式だけがまだだった。その披露宴と二次会でライブをする予定で、曲の構成を頼まれた。名誉なことだ。

これまで何度かライブを仕切らせてもらう機会があり、そのメリットとデメリットがあった。メリットは構成を考えること。曲についていろいろシュミレーションするのは楽しい。デメリットはメンバーのスケジュール管理。正直かなり面倒である。

メリットだけを任されたわけだがそれは忍びない。人の良い彼のため、ここで一肌脱がないでいつ脱ぐのだと、僕は当日までこれ中心の生活を変える。
朝には晴れていた。涼しくて清々しい。かなり飲んだようだが二日酔いにはならなかった。そして飲みたいが運転があるため控える。同乗者は3人とも飲まないが免許がなかったりペーパードライバーだったりで辛いところだ。

旅に出る彼女はしっかり者で、おそらくどこへ行ってもやっていけるだろう。健気な彼はそんな彼女のためにこのイベントを催した。二人の良い関係が垣間見えた。
富士五湖へ。友人が世界一周旅行に行くということで、その壮行会を彼女の恋人が開いた。あいにくの天気だったが、火を焚き、ジャンベを叩き、バンガローで寝る。女子3人を乗せての車の運転。ファイヤーポイやコンタクトボールなど集まった友人の友人はジャグラーが多く、それに興味を持つ。それらはイベントに花を添える。