渋谷の路上で足を止めて一服中、若い男女4人が談笑しながら通り過ぎた。親しげに、楽しげに、彼らは大笑いしている。クラブかライブハウスに行くのだろう。スタッフパスのシールが服に貼られてある。しかしその中の一人の男の後頭部には、ワックスの塊が白くなって髪に付着していた。仲間たちはそれに気づかないのか、もしくは気づいているが言えないのか。おそらくこれから舞台に立つというのだから、もし前者だとしたら彼は付き合いを考えたほうがベターだ。友人に興味を持たれていないのだから。後者なら自らが殻を破るべく努力をすすめる。
ダンスとの合同ワークショップの区切りがついて、新しいリズムに入った。ジャグベは4拍子の、断食明けの夕方にやるリズムらしい。
1st 低×中中××高×××中中××高×
2nd 高××高高×中中高×低高高×中中
1stも2ndも、ポピュラーなリズムを若干アレンジしたものだったので、身につくまで時間はかからなかった。名前が違うだけでジャンベのリズムが似ているものは多々ある。ドゥンドゥンに違いがあり、今までそこはノータッチだったが、これからはそちらも覚えたい。慣れていないだけにこちらは時間がかかる。
岡本の穴を埋める一番手のはずだったクルスが離脱した。右の中継ぎとして実績があるのは鈴木。ロングリリーフもこなせるが変則投法であり、速球派がもう1枚ほしいところである。中里はこのチャンスを生かせるか。大器と期待され、怪我と復活を繰り返しつつもいまだ満足な成績は残せていない。背番号18の肩に、今度はプレッシャーがのしかかる。それを背負って今季、まずは開幕1軍に入ること。
天気が良いので今年初めて代々木公園で叩いた。しかし暖かいと思いきや実際はそうでもなかった。3ヶ月ぶりで、昨年は随分とここに通ったことを懐かしみながら公園を歩き、パフォーマンス的なことをする人、バグパイプの音、ジャンベの上手い人たち、その変わっていない様子に笑みが自然にこぼれた。今年はどれだけ通うのやら。
オープン戦とはいえ負けたら負けたで気分が悪く、勝ちすぎても不安になる。ほどよく勝ち越す程度が良い具合。投手のほうが仕上がりが早いとはいえ、ここまで投高打低が顕著だと笑える。
おそらく、川上は今季までだろう。メジャーへの憧憬は強くなっているように思える。朝倉と中田がエースイズムをしっかり継承すべく今年、成績以上に精神面での成長を見たい。
おそらく、川上は今季までだろう。メジャーへの憧憬は強くなっているように思える。朝倉と中田がエースイズムをしっかり継承すべく今年、成績以上に精神面での成長を見たい。
夢にソウウツシニアが登場することは滅多になかったが、今回は彼の語りから始まる。昔、旅先で出会った女性に恋をしてそれは実らなかったものの、旅を終えてから数年後、再会する機会があったという。彼女には娘が生まれていた。
その話を聞かされてから僕は旅に出て、そこでその娘と出会い、恋に落ちる。シニアが好きだった女性の娘と知るのは後のこと。こんな偶然があるのかと盛り上がったが、起きてから思ったのは、なんて安いドラマなのだということ。
その話を聞かされてから僕は旅に出て、そこでその娘と出会い、恋に落ちる。シニアが好きだった女性の娘と知るのは後のこと。こんな偶然があるのかと盛り上がったが、起きてから思ったのは、なんて安いドラマなのだということ。
タナカクマキチにてライブ鑑賞。アコースティックレゲエが基調だろうか、店の雰囲気と相まって緩い空間が心地よかった。フカフカのソファがまた何時間でもいられる空気をかもし出す。
そこに置かれたフリーペーパーにDACHAMBOの特集ページがあった。ライブの模様の写真が掲載されており、大のファンである友人がもしかすると載っているのではないかと探してみたら、彼はその中に案の定いて笑った。
そこに置かれたフリーペーパーにDACHAMBOの特集ページがあった。ライブの模様の写真が掲載されており、大のファンである友人がもしかすると載っているのではないかと探してみたら、彼はその中に案の定いて笑った。
ハローワークに行った。手続きだけを済ます。平日の日中に、老若男女が賑わっている。僕は職をかえようとは思っているものの切羽詰ってはおらず、こういう表現は不謹慎だが、今日のところは漠然と雰囲気を味わっていた。
夜、そのことをソウウツシニアに話した。彼もまた別のハローワークに行ったことを聞く。親子で同時期にそこの世話になるというのは割と稀なのではないだろうか。僕らの話題はしばらくそれが主になりそうだ。

