8月のライブとは別に、今週は老人ホームでドラムサークルがある。それのための最終調整。ライブの時間も20分ほど用意され、僕は今回ジャンベをやらず、自分の意向でサンバンに専念することになった。
アースガーデンへ。暑かった。ビールが進む。汗のにおいが、年齢と共に増してきている。臭気が強くなったといおうか。夏、動きが制限されてはたまらない。よって、気にしない方向で行こう。
びあんち号がパンクしている。乗って、数時間、目を離した隙にやられた。前日に空気を入れたばかりだった。それほどの憤りを感じなかったのは、僕も丸くなったということか。ホイールが曲がってきたのでタイヤを替えようと思う。問題は経済面。
8月にある老人ホームでのジャンベライブに誘われて快諾する。その練習のためスタジオに入った。オーディエンスが高齢ということで、曲目にアフリカンリズムだけでなく、水戸黄門や東京音頭もある。仕上がりまでの道のりは長そうだ。
これから太陽が短くなると思うと寂しい。秋は最も好きな季節だったが、それも変わってきたか。

夏至イベントということで原宿のツリーハウス・コンセプト・サロンHIDEAWAYではキャンドルナイトが催されていた。適度な加減の千鳥足で渋谷まで帰り、歩く。
ワークショップにて、ジャンベよりもドゥンドゥンを叩くことが増えた。望んでやっている。そちらの楽しさが分かってきた。ソロの要領で自由に演奏してから伴奏へ戻るタイミングを掴みあぐねていたが、足で4拍子を刻むことによって克服できる。しかし決まった動きをしながらのパフォーマンスは難しい。歌も然りで、つまりは他のこととの共存が不得手のようだ。

近所に自然派食品の店がある。若い店長はきっと、自分の信じた道を歩み、その道は曲がっていないと思っているのだろう。店先に置いてある黒板に「今日の店長の一言」とかいって、名言的なことを毎日書いている。黒板は二つあって、もう一つには上に向いた矢印と「ツバメの巣があります」と記してある。

そういえば小学校に通っていた頃、この時期になるとツバメが校舎に巣を作っていた。壊すべからず、成長を見守ろう、みたいなことを先生に言われ皆と同じようにかわいいと思っていた。小鳥がさらに小さい小鳥に餌を運ぶ姿は当然、応援したくなる。親ツバメは休む間もなく飛び回り、小ツバメは口を開けてそれを待つ。ただ、このツバメがもし、カラスと同等の色とサイズだったらどうだろう。そういう教育は受けなかったのではないだろうか。見た目は大事だ。僕は少し痩せようと思う。