1st 低高中×高×低高×低高×

2nd 低×高低中中低高×低中中


基本は3拍子だが、CDを聞くと4でも拍が取れそうな不思議なリズムだった。1stは簡単なようでテンポが掴みづらい。2ndのほうは手数が多くて最初は手こずるも、慣れるとリズムを合わせやすい。

ブレイクになると6/8から8/8に変わり、しかも長く、苦労する。体にしみ込ませるまで時間がかかりそうだ。

毎週金曜日の夜1時間は結婚式でのライブの練習にあてた。披露するリズムはククとヤンカディ・マクルに決めた。この2つはポピュラーでやり慣れている。皆で合わせるにしても時間はかからないだろう。練習をしながら細かい構成を練る。僕は今回、ジャンベを叩かずドゥンドゥンに専念した。仕切りに近い立場だけに裏方に徹する。

近未来都市のようなところにいる。建物がそれっぽい。車は宙を走っていた。浮いているのだからタイヤなどいらないはずなのに、普通の乗用車が飛んでいるところが僕の発想の貧しさだろう。

とぼとぼと歩いていると、寂れた遊園地があったのでそこに入る。近未来とのギャップが甚だしい。夕暮れ時というのがまた寂しい。車は宙を浮いているというのに、アトラクションは現代の、しかもしょぼくれたものだった。園内の端には、とりわけ薄汚いゲームコーナーがある。金を持っていなかったので人がプレイしているところをただ見ていた。

ビートボックス的なソフトを買った友人宅で、その彼のベースと僕のジャンベを録音する。素材にするリズム、メロディをこつこつと録音する作業は楽しかった。しかし相変わらず先が見えないというか、我々の拙い演奏は理想と程遠く、どこに向かっているのか、向かいたいのか、まずは懐中電灯がほしいところ。地図や方位磁針はまだいらない。

ジャンベのワークショップがきっかけで知り合い、結婚したカップルがいる。昨年の暮れに出会い、1ヶ月後に付き合い、その3ヶ月後には籍を入れる早業だった。式に呼ばれ、そこでジャンベのライブを披露することになった。

その構成を考えようと、僕のジャンベの最初の師匠でもあるワークショップの講師とファミリーレストランで打ち合わせをした。彼と会うのは久しぶりである。しばらく見ない間にかなり老けていた。年は僕より一つ下だが白髪が交じっている。聞けばプライベートで色々重なり、苦労しているようだ。責任が肩にのしかかっていることが伝わる。しかし彼は、こんな表現をするのは失礼に値するかもしらんが、色気を増していた。肌に艶をなくしても雰囲気は逆に艶やかだ。精悍なのだ。そのフェロモンを感じ取れる女性は男を見る目があると思う。そんな次元の低いことを考える僕におそらくフェロモンは出ていない。何も背負っていないのだもの。
今年の中日のドラフト会議は大成功といえる。スカウトは高校生の大型スラッガー、大田を推していたようだが、現場を尊重して即戦力外野手の野本圭を指名してさらに抽選で引き当てた。左打ちの野手が少ない現状を打破すべく、その野本と3巡目で岩崎恭平を獲得する。2巡目の伊藤の他、高校生投手を3人指名したが、中日の投手育成能力を考えると特に何の心配もいらない。懸念材料はバッターのみと僕は思っている。

森野が内野に再コンバートされた。李が攻守ともに満足のいく働きを見せなくても突き上げがない。そんな中、野本への期待は膨らむ。荒木・井端のバックアップとして若手内野手はしのぎを削っているが誰も抜きん出ない今、岩崎へもまた期待が寄せられる。とはいっても、右も左も分からないルーキーに1年目から大きな働きを望むことはしない。来年は既存の選手に一石を投じられれば良い」。
アフリカ人講師による単発のジャンベワークショップに参加した。ファムドゥ・コナテのほとんどのCDにセカンド・ソリストとして参加した経歴を持つナンサディ・ケイタとあってそのテクニックは半端でなかった。それでもワークが始まるまで、僕はそこそこついていける自信があった。しかしどうだ、その劣等生ぶりは。2時間が半日に思えるほど長かった。