ブンレツグランマのいる老人ホームでジャンベのライブをやることが決まってからグランマに覇気が出た。十八番の佐渡おけさもそこで披露するという。
虚無的になって起きていても閉じていた目を開けるようになり、硬直した体も少しほぐれた。食欲もある。衰える一方だと思っていたのに気力が湧いて回復していることと、自分自身が人の生きる糧になっていることが、僕は嬉しくて嬉しくて。ライブを成功させるため2009年の運を願わくば、ここで使い果たしたい。
ブンレツグランマの老人ホームでのライブが2月1日に決まった。メンバーを集い、今日は初めての音合わせ。本番が年明け早々ということで皆の調整が難しい。練習に行けるかどうかが分からないとする人が多く、また、こちらを誘ったらあちらに声をかけないわけにもいかないということもあり、そうこうしているうちに大人数になってしまった。
ある程度の構成を考えて練習に臨んだが、見通しは暗い。これからいろいろあるだろう。
ある程度の構成を考えて練習に臨んだが、見通しは暗い。これからいろいろあるだろう。
20時までのクラブイベントへ、19時過ぎに行く。仕事の都合でその時間になることは最初から分かっていた。そのイベントは定期的におこなわれていて、それに携わっていた友人が一線から退くということで、はなむけのつもりで顔を出した。そんな義理堅い自分が好き。
子供が生まれた友人カップルの家へ5人で遊びに行った。5人の内訳は男4、女1で、その中でまた結婚しているカップルがいる。僕を含む、残る男の3人は結婚はおろか目下恋人すらいない。
久しぶりの再会だったので昔話に花が咲き、大いに笑った。そんな中、招待されたほうのカップルから妊娠したとの報告があった。招待したほうのカップルが結婚してから約1年後に式を挙げ、その約1年後が今日になる。めでたい。こうやって人生の階段を着実に登る彼ら2組に対し、片や残る男3人の停滞はいかがなものか。当然、次は誰が結婚するのだろうという話になったが、僕なら僕に賭けない。
久しぶりの再会だったので昔話に花が咲き、大いに笑った。そんな中、招待されたほうのカップルから妊娠したとの報告があった。招待したほうのカップルが結婚してから約1年後に式を挙げ、その約1年後が今日になる。めでたい。こうやって人生の階段を着実に登る彼ら2組に対し、片や残る男3人の停滞はいかがなものか。当然、次は誰が結婚するのだろうという話になったが、僕なら僕に賭けない。
びあんち号で渋谷へ向かう時は必ず通る道を、今日は歩いた。その道中のコンビニの向かいに食堂があることを初めて知った。そこそこに年季を感じる店構えだから最近オープンした風ではない。しかし今日まで気づかないとは。何とも不思議である。暖簾はかかっていないが客らしき初老の男が新聞を読みながら食べている。店員らしき中年の女がエプロン姿で中をうろついている。ただそれだけの光景が、何だか白昼夢のようだった。
友人結婚式当日。やるべきことはやった。ライブは、披露宴も二次会も両方良い出来だった。やり遂げた感がある。
披露宴は完成度の高いパフォーマンスを見せられた。演奏時間が短く、やり慣れた2曲ということもあり、がっちりとかみ合ったように感じた。
二次会のほうはアドレナリンが出て大いに盛り上がった。パフォーマー、オーディエンスともに酒が適度に入り、前方で派手に踊ってくれる人もいて、それがとにかく助かる。
二人の新しい門出に花を添えたと自負する。二人のためにという思いが僕らにあり、親族や他の出席者もいかに彼らを愛しているか、それを実感した。