巻き寿司 | ΓΙΑΠΩΝΙΑ ΕΛΛΑΔΑ ΚΑΙ ΕΓΩ

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ギリシャでの日常
ΓΡΑΦΩ ΣΧΕΔΟΝ ΚΑΘΗΜΕΡΙΝΑ.
I write to my almost daily.

自分が日本でお世話になったお寿司屋さん。
巻物もかなりの量を巻かせていただきました。

巻物って簡単に思えて実は奥が深いんですよね。
何も考えずに巻く人は何でもかんでもカシっと締めてしまって、ネタによってはみ出てしまったりする。

握りだけでなく、巻き寿司もネタによって巻き方を変えなくてはいけないんですよね。

よく真四角な巻物を見ますが、巻物はふわっと柔らかく巻くのが基本だと教わりました。
鉄火巻きやかっぱ巻きのようにしっかりしたネタは基本で巻く。

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わかりますか?切って並べれば四角く見えるんです。つくる段階でガシッと四角くするのは自分的にはどうも。。。
十六夜の月ではないですけど、微妙な丸さ加減が残っている方が自分的には美しく感じます。

で、干瓢など汁物のネタは素早くそっと置くように力を入れずに巻いて4等分に切ります。

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折り詰めで柔らかな煮干瓢が崩れないように4等分で海苔を上にして置いた関係で”のり巻き”とかんぴょう巻きのことを言いうそうです。

ネギトロ巻きなんかも柔らかいネタの代表です。
ウチは訳の解らんチューブネギトロなんてもちろん使いませんよ。ま、ギリシャにそんな商品自体ありませんけど。
↓ネギトロ巻きが出来るまで

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きちんとしたトロを使います。なのでトロがあまりなくてサクを崩したくないときはお断りするときもあります。

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トントントントン叩きます。

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ふわふわトロトロになりました。

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出来上がりです。

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写真で伝わるといいのですが、自分の中では巻物の中で一番柔らかいネタです。
これをよく巻き寿司を分かっていない人間が巻くと十中八九押し過ぎではじからネタが出たり潰れてネタが中心に収まらなくなったりします。
破裂させる人もいるし。


巻き寿司も楽しいし、奥が深いです。^^