で、その他にビンディングペダルというのがあります。
↓
一番右がフラットペダル。MTB用でスパイクが付いていますが、通常のペダルです。
真ん中が片面がビンディングペダルで片面フラットペダルです。通常シューズも専用シューズの両方行けます。
で、左が両面ビンディングペダルです。金具のついた専用ペダルでないと実用性はありません。
ビンディングペダルというのは、専用の金具を付けたビンディングシューズというものと結合させて離れないようにするペダルです。
ビンディングシューズ↓
靴底に金具が付いています。ここと結合します。
ペダルにはバネが付いていて、バネを強めるとガチっとハマって、外すのにちょっと力がいる。
逆に弱めるとサクっとハマって外すときは簡単に外れる。
自分はStop&Goの多い市街地を走ることが多いのでバネはかなり弱めにしています。
簡単に外れるほうが緊急時を考えるといいと思いますしね。
なんでこんなモノをつけるかというと、色々とメリットがあるんです。
1.ひき足が使える
普通ペダルって押し込むものですよね。でもペダルと靴がくっついているのでペダルを後ろに引き込めるんです。
例えば右足で踏み込むと同時に左足で引き込む。
くるくる回すような感じで、片足で踏み込むのではなく常に両足を使っているので巡航時のペダルを動かす力が軽減できます。
つまりは普通のペダルより同じ距離を少ない体力で走ることができます。
2.ペダルと足がずれることを気にしなくて良い(力の伝達が良くなる)
自転車用の靴って靴底がカチカチに硬いのがほとんどだと思います。
普通のシューズのようにクッション性があるとそのクッションが足の力を完全に伝えず少し消してしまうからです。
サドルが硬いのも同じ理由ですよね。サドルも柔らかいとおしりの筋肉がふにゃふにゃクッションで消されてしまいます。
で、普通のペダルだと靴底がカチカチだからペダルに上手く引っかからずにしょっちゅう足がペダルからずれてしまうんです。イライラするし、体力もロスします。なのでペダルと靴はくっついたほうがいいのです。
他にもあるのでしょうけど、自分が感じるのはこんなトコロです。
ちなみに上の写真のビンディングシューズ。おすすめです。
普段歩きも快適で防水なだけではなく、なんとクリート(靴底に付ける金具)が地面に当たらないんです!
結構クリートが地面に当たる靴が多いんですよね。雨の時とかすべるし。
でもクリートがあたらずカタカタ音がならないということは、ビンディングシューズではご法度だった美術館などにも行けるということです。(静かな館内をカツーンカツーンといわずに静かに歩ける)
履き心地もいいし、おすすめです。ヽ(∀`ヽ)