鬼カサゴ | ΓΙΑΠΩΝΙΑ ΕΛΛΑΔΑ ΚΑΙ ΕΓΩ

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ギリシャでの日常
ΓΡΑΦΩ ΣΧΕΔΟΝ ΚΑΘΗΜΕΡΙΝΑ.
I write to my almost daily.

ギリシャには大した魚市場なんてものはありません。もちろん種類も日本のそれに比べたらはるかに少ないです。


でもね、


日本ではなかなか手に入らない魚が普通に売っていたりするんです。^^

例えばクエ、鬼カサゴ、天然鰻。たまにシマアジ。
もちろんみんな天然モノですよ。しかも日本ではありえない値段で売っています。


で、今回は鬼カサゴ書きます。


もちろんこれもこの時期は普通に売っています。
事前に頼んでおくと、3キロくらいのも手に入ります。
日本ではありえません。普通に手に入るんです。ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

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わかります?みんな2キロ~3キロ台です。肝の大きさも半端ないです^w^

でもおろす時は気をつけてください。
全身至る所にとげとげがあるのですが、こいつのそれに刺さったら手がグローブになるらしいです。

自分は幸いまだ刺さったことがないのでOKですが。
こいつを下ろすときだけは、厚手の滑り止めのついたゴム手袋しています。

万が一、棘が刺さってしまったときは、タンパク質系の毒物なのでできるだけ熱いお湯の中にその場所をつけてください。
タンパク質は熱に弱いので毒の効果が消えるわけです。



話を戻しますが、
はっきり言って自分はこの魚がかなり好きです。^^
美味いし捨てる場所がない!!!

身はもちろん美味しいし、胃袋も肝も酒の肴に最高です。肝はあん肝より上質に感じます。
身のついた胸びれは唐揚げにして食べるとまた最高だし、
アラと身で鍋にしても美味すぎます。

それになによりヒレまで使えるってのがいいじゃないですか。
ヒレを乾燥させて、炙ったあと、適当にちぎって熱燗に入れて飲む。

上等な酒を使うより適当な酒を使ったほうがこれは個人的に合う気がします。


一見グロテスクだし(普段から接していれば可愛く見えますが)、扱いは難しいけど、それを越えるウマさがこいつにはあります。


これ書いていたら食べたくなってきました。
うーん。明日また買ってきます。^^b


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刺身、胃袋、肝

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胸びれの唐揚げ

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アラと身と野菜を入れた鍋

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乾燥後のヒレ