プチエピソード。
昔、とある島のビーチで、虎の着ぐるみを着て歩くというイベントがありました。
着ぐるみが大きくて、周りを見るのも歩くのも大変だから、誰かが優しさでサポートしながら、一緒にビーチ沿いを歩いて、お披露目。
動画のような感じです。
６回目は、同じように、うちの親がサポートして、遠くから来ました。
虎に声掛け。
O「何で、こんなことしとっと？」
O「大変やね」
O「暑かろう」
なでなで、とんとん。
O「歩きにくかろー」
O「はい、頑張れ頑張れ」
O「よーし」
とんとん、なでなで。
ビーチに向かって来て、
私が…
M「それ、本物やん！」
周りの人たちは、大騒ぎ。
O「はっ？何かこれ？」
O「温かいぞ」
O「これ、軽くない」
O「誰か入っとるんか！？」
なんと、
本物の大きな虎…。
海を渡ってきて、上陸した様子。
サメに足をかじられて、歯が刺さってもいました。
歩き方が、疲れと怪我で、着ぐるみの虎と動きが、そっくり。
M「海に戻して」
M「島に帰るけん」
虎が海で泳いで遊んでいたのを見たことがあるので、そう伝えました。
安全。
みんな、驚きながら、虎から離れたり、逃げたり。
親は、何でか、冷静に海に連れて行きました。
それで、虎は、半泣きの様子で、海から島に泳いで帰って行きました。
心配はありましたが、厳しい虎使いの修行をしていたようで、散歩の様子を思い出しながら、みんなで、大笑い。
どこかで、誰かに、飼われていた虎なのかな。
良い子そう。
無事に島に帰還。
少し涙な思い出でした。