WiNDy MT-PRO 1100 カスタマイズ⑧ 吹き抜け | 刺客の大原

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 水冷はめんどくさい。やっぱり空冷がベストですよ。時々覗いて水を継ぎ足す。。なんてやってられません。

 さて、今回のMT-PRO 1100 カスタマイズはエアーフローについてです。

 最下部の設置したファンから元のケースの中へ抜ける「エアダクトパネル」を自作します。

 1mm厚のアルミ板とコの字の10mm角棒で↑このような物を作ります。赤い丸いヤツは3インチのスピーカーグリルをヌジ留めしています。

 設置する位置は5インチのBlurayドライブの後ろ。↑の写真はコの字の棒を並べて長さや位置をチェックしているところです。

 ちなみにBlurayドライブの下にもアルミの10mm角棒を取り付けています。

 

 前回この位置にBlurayドライブを設置したと書きましたが、制作過程の写真をついでに載せます

 細いマジックペンで位置のしるしを付けつつ、ドリルとニブリングツールで穴を開け、フロントベゼルが前に1mmほど出る位置で固定されるようにします。

 フロントパネルにもギリギリで入るようベゼルの大きさに合わせて穴を開けます。

 S-ATAのデータケーブルと電源ケーブルは最下部から出るように穴を開けておきます。

 そして、「エアダクトパネル」の二つの穴の位置が判るよう、上から銀のペイントマーカーで印を付けます。

 二つの赤い3インチのスピーカーグリルのうち、中央寄りのほうだけ穴を開けて底面からの空気を通します。後ろのほうは「飾り」です。というか、塞いでおくべきなのです。

 

 ここでこのPCのエアフローを側面図から考察しますと・・・

 側面の一番手前のファンは、主に3.5インチHDDを冷やし、中央部のファンからの吸気はそのまま上部へ通じます。

 最後部のファンは、主に「電源ユニット」を冷やすためにあります。

 

 最後部の断面図では

 最下部側面から入ってきた空気は最下部天井部に反射し、電源ユニットの吸気ファンから取り込まれます。

 もし、この天井部分に「穴」が開いていたらそこから大半の空気が逃げてしまうと考えられたからです。

 

 このPCの電源ユニットの吸気ファンは、下(底)に向けず上向きに設置しています。 ホコリは床面にたまりやすいので、床から吸い上げるのを回避したかったのです。

 

 ということで実際に空気を通すのは片方のみ。ただしもう片方のスピーカーグリルも視覚効果に使います。

 

 さて、上記の仮設の「エアダクトパネル」を一度分解し、ラッピングシートを貼っていきます。

 今回は3Mのダイノックシート、型番忘れましたがヘアラインのメタリックシルバー。

 穴は放射状にちょっとづつ切れ目を入れつつ内側にやや引っ張りながら折り返して貼ります。

 再びスピカーグリルを取り付けます。

 

 唐突ですがここで最近100均のセリアで買ったものを紹介

 ガラスのボトルと思いきや、透明なプラスチック製でおっしゃれ~なモノを見つけました。

 このシリーズは色々なサイズやバリエーションが揃ってます。

 で、今回は向かって右側の乳白の「フタ」を外して、側面部分をニッパーやカッターでバッキバキ切り取ります。

 これを「エアダクトパネル」の後方部分、つまり空気が出ないほうの穴に裏面から取り付けます。

 そして、周りをRGB LEDテープで囲むようにしてホットボンドで付けていきます。

 空き缶を細く切ってL字に折り曲げたものを外側にいくつかつけて補強しています。

 テープ先端には4ピンケーブルを付けます。

 そして、↓あらかじめ空けておいた穴にケーブルを通して「エアダクトパネル」をネジ留めして固定します。

 空気を通すだけでなく、ファンリングの色に合わせて光を出すという仕組みです。

 乳白の「フタ」を付けた後ろのほうは、ムラなくより綺麗に光るハズです。

 

 まだこの実機を使ってテストできないので、別のPCにケーブルを繋いで発光具合を確認してみました。

 うーん、いい具合です。

 空気も流れるからLEDテープの熱もこもりにくいハズです

 「ラッピングの魔術師」に加え、「光と風の魔術師」とも呼ばれたいです。

 

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