カーニバル | 思えば遠くへ来た私

思えば遠くへ来た私

Parce que j'aime vivre ici même s'il y a des problemes tous ies jours..

今日、私が働いている介護施設でカーニバルがあった。

 

要は、入居者さんたちを楽しませるため、社員たちが仮装したり、

 

幾人かの入居者さんたちを仮装させて、コントのようなことをしてもらったり、

 

配膳係のおばちゃんたちが、サッカーチームの仮装をして踊ったり。

 

私は、こう言ったことにはあまり参加しない。

 

みんなが楽しむのは良いことだけど、

 

そこに来られない入居者さんもいるので、

 

私は、上の階に止まっている方達を見守るべく、

 

自分の持ち場の階にいることにしている。

 

が、昼休憩を終えて戻って来ているときに、同僚のHと会い、

 

「CTがちょっと来いって」と、地階のレクリエーション会場まで行くように言われた。

 

ああ、捕まってしまった、と思いました。

 

案の定、私の顔を見るなり、

 

「今日はみんなが参加するんだから、あんたも絶対に来て」と言われ、

 

逃げられないと観念して、「わかった」と言っておいた。

 

午後の会議は、そう言ったわけで超簡単なものになり、

 

3時から始まるカーニバルの前に、同僚のAFと一つの仕事を片付けて、

 

3時2分前に下に降りると、みんなが仮装衣装を着ており、

 

まだ着てない人も、奥の方で着替えているところだった。

 

私もきっと、その奥に行って何かしらの仮装衣装を着るべきなんだろうけど、

 

何しろ人でいっぱいで、彼らを押しのけてそこまで行くのもなあ、

 

と自分に言い訳し、

 

そうこうしている内に音楽が鳴り始め、カーニバルが始まった。

 

ラッキー、と思った私は、舞台が見える場所まで移動し、

 

拍手しながら、みんなと一緒に踊っているCTに

 

私はここにいるよ、とアピールした。

 

そして、10分くらいそこにいたけど、いつも通りのグダグダ加減だったので、

 

「疲れているから座りたいけど、ここではそうもいかないので、

 

 上の階に戻る」と、近くで見ていた人に言って、

 

まんまと自分の持ち場に戻ることができた。

 

AFは、参加する気満々だったようだけど、

 

着替えに手間取って、結局みんなで踊る時間に来ることはできず。

 

でも、来たからには楽しもうと思ったのか、

 

自分の休憩時間そっちのけで、ずっとその場に止まったようで、

 

後で会った時に、

 

「ずっと立ってたからすっごく疲れた」と愚痴っていた。

 

私も最初の頃は、こう言ったレクリエーションはみんなが楽しめて良いな、なんて思っていた。

 

で、一緒に楽しもうと、長時間立ったまま見ていたものだった。

 

しかし、朝から激務をこなしている私たちが、

 

午後もずっと立ちっぱなしでいると、その後が大変なのだ。

 

疲れすぎて死にそうになるから。

 

それに、私一人がいなくても、なんの支障もないのだし、

 

上の階にいる入居者さんたちを放ったらかしにしているのもどうかと思うし。

 

そんなわけで、今年もカーニバル回避成功。

 

どちらかと言うと、私はこの手の催し物には賛成ではない。

 

みんなが参加できないのなら、各階に誰か残るべきだと思うから。

 

おかげで、今日の午後はゆっくり読書し、

 

午後休憩にはチャペルでピアノを弾きまくったし、

 

夕食は、カーニバルのせいでちょっと遅れたけど、

 

それでもまあ、普通に仕事を終えられたので、よかった。

 

が、今現在、ニースでもカーニバルの真っ最中で、

 

私が乗るトラムが、仕事終わりの時間に動かないため、

 

今日も歩いて帰って来た。

 

毎日ではないのは不幸中の幸いだけど、

 

お金を払って定期を買ってるのに、そのトラムに乗れないなんてこと、あって良いわけがない。

 

が、それがここの普通なので、私一人が怒ったところでどうしようもない。

 

明日明後日は休みなので、長時間歩くことはなさそうだけど、

 

土曜日もトラムがないようなので、歩き確定。

 

毎年のことながら腹が立つ。

 

腹が立つのでここで愚痴る私です。

 

 

 

 

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