今日も雨の中元気に仕事に行った。
三日連続勤務の二日目で、しんどいと言えばしんどい。
私は一階で同僚のAFと一緒に仕事をしたのだけど、
このAFとは、これまで色々あった。
私が結構な暴言を吐いて、一時期険悪な雰囲気になったこともあったが、
今も一緒に働いている。
一緒に働き出して思ったのは、
AFって自分のことしか考えてないな、と言うことだ。
なんて言うか、自分がやることが他人の迷惑になるって言うことに
全く気がついてないと言うか。
例えば今日。
入居者さんの部屋の掃除と、ベッドメイキングをしているASHという仕事をしている女の子が、
「今日はシーツが不足していて、色んな所を探して見たけど、どこにもない」
と言ったので、
「〇〇さんのベッドのシーツに大きなしみがあったので、それはもう剥いでしまった」
と言ったら、
「わかった。それはどうにかする」と言ってくれた。
その後、AFが得意げに
「今日はXXさんはシャワーの日じゃなかったけど、時間があったからシャワーしてあげた」
と言ってきた。
そこで、気になって、
「もしかして、シーツで拭いた?」
と聞いたら、
「もちろん」と答えるAF。
お前〜!!
「ASHの彼女が、今日はシーツが足りないって泣いてたよ!!」
と抗議したけど、わかってるんだか。
体を拭くのはタオルを使うのが当たり前だけど、
シャワー後は、柔らかいシーツで拭くと、水分が一気に取れて楽だというAF。
でも、だからって、シャワーのたびにシーツを使ってるから、
ベッドに使うシーツが足りなくなるのだ。
そして午後の仕事中に、AFが私に
「△△さんのベッドのシーツが汚れてるのに交換されてない!!」
と言って来たので、
「今朝も言ったけど、今日はシーツが足りないから彼女も変えられなかったんだ」
と答えた。
というか、そんなこと、私に言われても。
大体、誰のせいでシーツが足りなくなってると思ってるのか。
そう思ったらまた腹が立って、
「あんたがシャワーのたびにシーツを使うからだ」とちょっと声を荒げてしまった。
でもその後、AFが私のところにやって来て、
「さっきのアンタの私に対する発言が気に入らない」と言って来た。
はあ!?
「私が何を言ったっていうんだ」と聞くと、
「手を振り回しながら叫んだ」という。
手を振り回した記憶もないし、叫んだ記憶もないが、
AFがそう思ったのなら、もしかしたらそうだったのかな。
しかし。
アンタがそういうんなら、私も気になることがあるんだけど。
と言い返した。
休憩のたびに事務所の椅子に座り込んで、大きな声で電話をするのはやめてほしい。
大体、それが他人の邪魔になってるって、なんで気がつけないのか。
「ほら、良い音楽でしょう」
と言いながら、自分の国の特徴的な音楽をサロンでかけるのも、どうなのか。
入居者さんたちが、その音楽を気にいるとでも?
同じアラブ系の方達がいるんならまだわかるが、
うちのセクションにはアラブ系の方は一人もいない。
そういうと、
「アンタだって、パソコンでアニメを見てるじゃないか」
というので、
「私が見てるのは漫画で、アニメではない。音は出ない」
と間違いを治した。
大体、時間を持て余してる間に、パソコンで漫画を見ることでアンタに迷惑をかけてる?
アンタは、他人がいるのに大きな声でしょっちゅう電話をかけて、
なんなら、訳のわからないYouTubeを大きな音で見てるし、
その音が他人の迷惑になってるって思わないの?
っていうか、私はすっごく迷惑してるんですけど。
とこのように、最近溜まっていた不満をぶつけてしまった。
アンタだって、と言い返してくるAFに、
「休憩をどこで取ろうと勝手だけど、どうか音を立てるのはやめて」
と捨て台詞を吐いて、私は午後休憩を取るために足早に去って行ったのでした。
もちろん、その後も一緒に働いたので、必要なことは話すけど、
去り際の挨拶はなし。
ああ、怒ってるな、と思ったけど、私は本当のことを言っただけだし。
これまで色んなところで働いて来たAF。
でも、その度に「みんなに意地悪されてやめた」と語るAFだが、
私は、みんなが意地悪になる原因がAFにあるのだと、今は確信している。
自分が他人を苛立たせていることに、全く気がついていないし。
自覚がないから、同じことをする。
今日はっきり言ったから、もう私の横で大きな声でアラブ語で電話をすることはなくなると思うが、
でもきっと、他に苛立つことをやってくれるんだろうな。
一年前には、良い介護士だと思ってたのに、
まさかこんな風に思うことになるなんて。
いつまで耐えられるかな。