マレーシアからのピーチョコ | じゅぽなんのブログ

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これはベイシアというスーパーで見つけた、ピーナツ入りチョコをウエハースで挟んだもの。袋の写真の通りです。これが個包装になっています。名前は「バリーズ」です。

アメリカ、東南アジアのチョコって変な臭いがあります。チョコには植物油を使いますが、その油を作るとき、日本ではかなり強めに臭い取り(脱臭)をします。これに対して、他の国では弱めです。油の香りに対する国民の好みの差と言われています。チョコだとカカオの香りと油の香りで喧嘩になります。これを気にする国民と気にしない国民がいます。アメリカ人は気にしない方です。

ハーシーズの板チョコのあの変な臭い。アメリカ人はアレを懐かしい、ハーシーズの香りと認識します。終戦後「ぎみーちょこ」(Gimmie choco, gimmie=give me)という言葉を覚えた、誇り高いが低栄養の、かつての皇軍少年たちに、芸を覚えた犬にご褒美をあげるがごとく、終戦後の進駐軍がばら撒いていたとされるのがハーシーズ。それはアメリカ人には懐かしい味なのだそう。どこまでも味音痴な国民です。

あなたは輪廻転生を信じますか?私は信じます。でないと、ダライ・ラマなどの話はないことになります。ま、それはトモカク、アメリカ人だったホトケが次の人生でもなれるのはアメリカ人だけ。アメリカ人を3回終えるとやっと、晴れてアメリカ人の味覚を捨てた、新しい輪廻転生が巡ってきます。3回生まれ変わってやって捨てられる味覚、それほどまでにアメリカ人の味覚はキョーレツです。(無茶苦茶言ってるやん)

なお、アメリカ人の間では、日本人の英語の訛りは余りにもひどいので、訛りを捨てるのに、3回生まれ変わる必要があると言われていますので、どっちもどっちです。今回ナルヒト天皇がイングランド各地で披露した「英語」はイングランド人にも同じ思いを抱かせたはずです。

この製品はマレーシア産。マレーシアでも、臭いの少な目の油が手に入るようになったということでしょうか。

味は結構おいしいです。私はチョコウエハース好きなのでそう感じるだけかも知れません。一気に半分くらい食べてしまいました。

値段は228円プラス税です。