良い本だと思う1つは
章ごと、1つのエピソード、短い内容
シンプルな言い方で
深く響いたり
考えさせられたり
ハッキリ内容は理解できないけど
なんか大事なことのように思う
というような本📕
(絵本は典型だと思う)
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この1冊もまさにそんな本。
読んでて
「この人は賢いなぁ…」
と感心してしまう。
いただいた患者さんに
感想を伝えたところ
本当に立派な方なんだそう。
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骨にも
壊す細胞ー作る細胞がある。
深く考えさせられる本を読むたびに
自分の人生観、価値観が壊される。
(壊され過ぎて
定まらないのが不安に思うくらい)
(でも
どこかには向かってるんだと思う)
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「信仰心のある人は
優しい強さ、柔らかい強さ
深い強さがあるな」
といつも思う。
それは
クリスチャンの患者さんや
教会の方々の話を聞いてても
いつも思うし
誰かを攻撃する強さでなく
根を張る強さ
雨風に耐える強さ
潰されても起き上がる強さ
のような…。
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この本でも
重い病、介護など
一般的、辛いと思われる状況でも
「辛いと思ったことはありません
試練をいただいて、成長しているから」
「病人のお世話をすることで
元気でいられるから」
など
信仰心の力や
教えをきっかけに
考え方を前向きにする
エピソードが紹介されてる。
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キーワードになるのが
「気」「心」だと思う。
「気持ち」「心の持ちよう」
と言い換えることができると思う。
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自分自身、今まで…
「こうだからダメ」
「これはこういうもの」
…という風に
「現象→決めつけ」をしてきて
その決めつけは
現象とセットであって
変えられないもの、決まりきったもの
と思ってたけど
その決めつけは
自分で決めつけてたもので
現象への、事前の決めつけ
→定義、前提
現象への、事後の決めつけ
→解釈
という風に
「変えれる」と知ってから
生き方の自主性が増したように
感じる日々。
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著者が言ってる…
時代とともに
日本らしさ、人間らしさの良さが
失くなっていっている
…と。
でも
人の…特に僧侶の役割りが
特に高僧、名僧と呼ばれる人は
「大衆と共に歩んだ」
とあるから
日本らしさ
人間らしさ
日本人として大事なことを
人として大事なことを
その時代に合わせて
変えていい所は変えていきながら
教え、導いていくんだろうな
と思う。
決して、見捨てることなく。
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それは
やり方でなく
あり方、態度、姿勢、生き方、流儀
義務、責任、義務、役割
であり
明日が、他の人が、世の中が
結果が
どうであろうと変わらない
そう思った。
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読みながら
強さのようなものを感じるのは
ボクだけじゃないはず。