朝1番で、エチオピア大使館にビザの件で相談に行く。
当初、エチオピアに入国する予定をタンザニアに変更した。
そのため、出国日まで日にちがなく、このままだと、エチオピアに滞在できる日数が限られてしまう。
手続き可能かわからないが、入国予定日が変更できないか、また、滞在を延長できないかを確認しに行く。
ウーバーで大使館へ、そこは大使館らしく静かな場所にあった。
先客が3名おり、窓口に行くと相談内容を聞かれる。
ビザについての相談だというと、今日は会議があり、ビザの責任者が来ていない、もうしばらく待てと言う。
外で1時間待つと、スーツ姿の責任者が車で登場し、全員が通される。
責任者はたったまま、先客の3名に明日また来いだのなんのと言っている。
もう終わった。次は私の番だ。
要件を伝えると、入国日の変更はここでは出来ない。今のビザが切れてから再申請するか。今からアディスアベバに行き、滞在延長申請するかだと彼は言う。
とても食い下がれる雰囲気ではない。
礼を述べると、十分足らずの滞在でまた、責任者は車で去っていった。
実はこの頃、岸田首相がケニアを訪れていたのだが、関係があるかはわからない。
ここで出来ないのであれば、しょうがない。
今からならギリギリ、アディスアベバに間に合うだろう。
この日の午後、明日夜発の国境の街、モヤレまでのチケットを手に入れた。
その後、名門ナイロビ大学を見学後、再び市内を散策したが、今回も特に危険を感じるようなことは無かった。
[ナイロビ大学正門]
ナイロビ大学
しかし、観光のローシズンということもあるだろうが、外を半日歩いても、一人も白人、アジア人(中国人など)にあわなかった。
これはどういうことだろうか。
やはり安全を考え、タクシーでドアtoドアしているのか。
確かに街歩きしても、見どころは多くないのだが。
私の思うところ、ケニア人並びに東アフリカの人達はほとんどが温和な人達であり、とてもそんな犯罪を犯すようには見えない。
正直、映画やアメリカでの経験などからもっと違うイメージを抱いていた。
例えば、粗野、乱暴など。
実際は温和、しつこくなく、親切な人達であり、そういった意味においては非常に旅行しやすい国であった。
これは旅をしてわかる、良い誤算だった。
それに、銀行は武装したガードマンがいるし、ホテルや商店も武装の程度はともあれ、ガードマンがいるので、強い犯罪抑止力が働いている。
滞在が長くなれば、また夜になれば、スラム街には別の顔があるかも知れないが世界3大危険都市とは大袈裟ではないかというのが、短期感私が滞在したナイロビの感想である。
あくまで私の感想なので、旅行に行かれる方は十分に気をつけてほしい。
明日はケニアのサファリについて書く。