6時間に及ぶフェスティバルもついにオーラス!もはや絶叫と形容する方が的確な歓声を浴びて登場したのは、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE!


脈打つ心臓の鼓動のようなSEから、「Eeny,meeny,miny,moe!」へと、一瞬でフロアの熱狂を絶頂まで引き上げる。ヘヴィでソリッドなダンスビートをまとって繰り広げられる、今市隆二と登坂広臣のボーカルリレーと、5人のパフォーマーの一糸乱れぬダンスに、代々木第一体育館が揺れる。
「Are You Ready!?」の叫びが否応なしにテンションのギアを上げる「STORM RIDERS feat. SLASH」では、タイトル通り嵐のような盛り上がり。一瞬たりとも攻勢を緩めるつもりはない、そんなオーラをステージからビシビシと感じる。
「最高の思い出を作っていきましょう!」と今市が宣言して、次なるナンバー「O.R.I.O.N.」へと突入。サイバーでトランシーなサウンドが渦巻く、尻上がりの熱狂ナンバーだ。「Everybody, Jump!」というアジテートに合わせ、1万人を収容した会場がダンスフロアへと変貌する様はひたすら爽快。開幕3曲でこの上ない盛り上がりを生み出した後、MCでは「2日目のトリを飾らせていただけるということで、本当に光栄な気持ちでいっぱいです!今日はここで最高のパフォーマンスをして、明日3日目にしっかりと繋いで行けるように。みなさんよろしくお願いします!」と、最多出演アクトとしての感謝と気概を語り、ライブは中盤へと進む。
「冬物語」、「Powder Snow~永遠に終わらない冬~」と2曲続けてミディアムな冬のバラードを届けたあとは、「Unfair World」でさらにドラマティックな情景を生み出す。アゲるだけではなく、しっかりと歌を聴かせ、ドラマをダンスで表現する。このギャップと引き出しがあるからこそ、彼らはシーンの最前線を走っていられるのだろうと実感させられた。そんな中盤ブロックを挟んでの後半戦は、再びアッパーに攻め立てるナンバーを連発。
「Summer Madness feat. Afrojack」でのパフォーマーたちのキレまくりのダンスといい、全方位にポジティブなオーラを解放した「君の瞳に恋してる」といい、彼らの放つエネルギーは底なし、かつ上限がない。
アンコールでは、「待ってました」の「J.S.B.DREAM」、そして「R.Y.U.S.E.I.」の2曲が炸裂。銀テープが舞い散る中で、「ありがとう!」と声を上げるメンバーに、客席からも同じく「ありがとう」の声と惜しみない拍手が送られた。これこそまさに完全無欠のエンタテインメント・ショー。11月の冷気の中、大団円の熱気はいつまでも冷める気配がなかった。※公式レポ記事より
◆【ライブレポート】三代目 J Soul Brothersが『R.Y.U.S.E.I.』でランニングマンポーズ披露!テレビ朝日ドリームフェスティバル2015 2日目トリを飾る!
今年で5回目の開催となる『テレビ朝日ドリームフェスティバル 2015』が11月21日、22日、23日の3日間、国立代々木競技場第一体育館で開催されている。2日目のトリを飾ったのが三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE。
まだ準備中のステージにマイクスタンドが用意されただけでも、会場からはざわめきが起きるほど、オーディエンスはライブのスタートを待ち焦がれている。そしていよいよオープニングムービーが始まると、彼らの登場前にもかかわらず叫びに近い歓声が代々木体育館を埋め尽くした。
オープニングの『Eeny,meeny,miny,moe!』にあわせ、赤の衣装に身を包んだメンバーが一斉に登場。圧倒的なパフォーマンスでたちまち会場の熱気は頂点に達した。メンバー7人とも赤を基調にしたファッションではあるものの、今市隆二はライダーズジャケット風、登坂広臣はヨーロッパ貴族風、小林直己はおなじみのノースリーブと一人ひとりのコスチュームは異なっている。
「盛り上がる準備はできてますかー!」隆二のいつもの掛け声とともに、次の曲『STORM RIDERS feat. SLASH』へ。JSBのフラッグを持ったダンサーがステージの左右両脇を固める硬派な演出とともに、ヴォーカルの2人、隆二と広臣がサングラスを外し、オーディエンスのテンションに拍車をかける。続く『O.R.I.O.N.』では、JSBのステージではおなじみのLEDライトを全身にまとって踊るSAMURIZE from EXILE TRIBEも登場。同時にJSBメンバー7人は、客席まで伸びるセンターステージに移動し、それにあわせてオーディエンスが一斉に跳ねる。会場のテンションは一気にピークに。
そしてここからはヴォーカルの隆二と広臣だけがステージに残り、冬を目前にしたこの季節にピッタリのバラードを披露。『冬物語』『Powder Snow ~永遠に終わらない冬~』の2曲を歌い上げると、さっきまでの怒涛のような歓声は嘘のように止み、オーディエンスは息を飲むかのように静かに、2人の奏でる繊細なハーモニーに聴き入った。
ステージはいよいよクライマックス。『Unfair World』のイントロとともに、パフォーマーの5人もステージに戻り熱いダンスを再び披露。「タオルの準備はいいですかー!」隆二の掛け声とともにオーディエンスはタオルを頭上で振り回す。間奏では広臣による「一緒に踊りましょう!Come on!」の叫びとともに、再びSAMURIZEも登場。JSBのメンバーとともにステージの左右いっぱいに拡がって迫力のパフォーマンスを繰り広げた。
続く『Summer Madness feat.Afrojack』では、さらに17人のダンサーが登場し、メインステージと、客席まで伸びるセンターステージを埋め尽くす。JSBのメンバーはハイタッチをしながらフォーメーションを変え、ヴォーカルの2人が左右いちばん端に立ち、手を振りながら歌う。オーディエンスは目まぐるしく変わるステージの様子から目を離せないまま、タオルを振り回し歓喜の渦に包まれている。
そんなテンションMAXの中、直己を先頭にJSBメンバー7人もタオルを振り回しながら客席に伸びるセンターステージへ。曲のクライマックスでは、7人全員が客席へタオルを投げる!オーディエンスの盛り上がりは頂点に達し、その勢いのままラストソング『君の瞳に恋してる -Can't Take My Eyes Off You-』へ。ステージとオーディエンスが一斉に腕を振る光景はまさに壮観。JSBのライブパフォーマンスのクライマックスに相応しい盛り上がりとなった。
すべてのメンバーがステージ袖に戻りバンドの演奏も終わったが、アンコールの声と手拍子はそこからすぐに始まっている。鳴り止まないアンコールに応え、JSBのメンバーが再び登場。アンコールでの彼らは白いシャツにブラックのジャケットとパンツといった統一されたスタイルだ。アンコールで披露されたのは、彼らのライブでは定番の『J.S.B.DREAM』、そしてJSB最大のヒットナンバー『R.Y.U.S.E.I.』の2曲。『R.Y.U.S.E.I.』では、JSBならではのランニングマンのパフォーマンスも繰り広げられ、ファンならずとも「これぞJSB!」といった魅力が凝縮された贅沢なステージは幕を閉じた。※wwschannelレポ記事より

テレビ朝日 ドリームフェスティバル2015
三代目 J Soul Brothers セットリスト
M1.Eeny,meeny,miny,moe!
M2.STORM RIDERS feat. SLASH
M3.O.R.I.O.N.
M4.冬物語
M5.Powder Snow ~永遠に終わらない冬~
M6.Unfair World
M7.Summer Madness feat. Afrojack
M8.(YOU SHINE) THE WORLD
M9.君の瞳に恋してる -Can't Take My Eyes Off You-
EN1.J.S.B.DREAM
EN2 R.Y.U.S.E.I.