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今月も、引いたおみくじに記(しる)された行くべき道を真摯に受け入れたいと思います。
改めてこの1年を無事にすごせることを前祝いしたいと思います。「何事もない日常」と「この先の成功」の願いを込めて足を踏み入れ、「神拝詞(となえことば・しんぱいし)」に願いを託します。
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祓え給い
清め給え
神ながら
守り給い
幸え給え
はらえたまい
きよめたまえ
かむながら
まもりたまい
さきわえたまえ
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参拝した神社:伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう・神奈川・横浜)
番号:第三十番(第30番)
運勢:吉
今回もおみくじに書かれている言葉に感動しました。
※通常のおみくじには、お告げのような役割で「古来より有名な和歌・漢詩」が添えられていますが、伊勢山皇大神宮の「幸せ結ぶおみくじ」にはその部分がありません。
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目先が開けて、これから先の見通しが立つ時です。
存分に活躍しましょう。
しかし勢いにまかせて行動する傾向が強くでるので、
勇み足をしないよう柔軟な姿勢をとりましょう。
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この言葉の意味は読んだまま受け止めていいのですが、具体的に行動に注意したほうがいいかもしれません。
何が悪かったというわけではないし、一生懸命やってもきた。
それでも、気がつくと形勢が不利になったり、ポジションが悪くなっていた。
それが、やっと地道に培(つちか)ってきたことが目を出し花咲く時が来ました。
闇のような迷宮を抜けるタイミングです。
こうなると、今までなんでここで?と思うところでうまくいかなかったことが、徐々にうまくいくようになります。
ただし、ここで注意が必要です。
うまくいき始めても、はしゃぎすぎないこと、調子に乗りすぎないことです。
このタイミングこそ、「やっと来た!」と心のなかでガッツポーズをしながら冷静さを保つことです。
まだ、「待つ姿勢」が大切です。
いい気にならないこと、このことだけに注意してくだれば素晴らしい未来が待っています。
このおみくじでは、具体的にこんなふうに解釈して、自分の人生をしっかり生きていきなさいと教えてくれています。
この教えが、下記にあるすべての言葉と重なるから、おみくじの運とは摩訶不思議なもの。
仕事:表面的には好調だが内実はちょっと辛い事情があるのでは。ミスのないように。
愛情:「熱しやすく冷めやすい」暗示があるので自戒せよ。見栄をはらぬこと。
健康:変化が激しい時なので、いつもの調子を保つように心がけること。
学業:ヒラメキを大切にせよ。迷わず前進せよ。
30番のおみくじの教えからすると、とにかく、いい方向に進み始めまたことは間違いありません。
しかし、なにか目に見えない(あなたは原因がわかっているはず)大きな力が重くのしかかっているかもしれません。
それは、その力との和解、もしくは共に歩んでいくようにという神様が与えし、理解し合わなくてはいけない力であり、障害ではありません。
とにかく、すべてのことにおいて、調子に乗りすぎないこと、ついつい余計なことを言ってしまわないこと。
一言多いのはわざわいしか招きません。
自分自身の直感を信じていいのですが、あくまでも騒がないこと、あちらこちらで自慢話をしないことが大切です。
そして、どこでも、誰にでも、見栄をはらないことです。
すべてを信じて、駒を確実に前に前に進めることです。
伊勢山皇大神宮は、明治三年に神奈川県によって、港を見渡せる丘の上に創建されたそうな。
横浜総鎮守また神奈川県宗社であり、関東のお伊勢さまとして広く崇敬を集めているとか。
伊勢山皇大神宮の御祭神は天照大神です。
天照皇大神は皇室のご祖先であり、我々の祖先に稲穂をお授け下さり、お米を大切にするように定められた。
明治3年旧暦4月に現在の鎮座地へ遷座し、伊勢山皇大神宮の御祭神としてお祀りされ、横浜の総鎮守また横浜港の守り神となっったのだとか。
伊勢山皇大神宮は「横濱総鎮守」つまり国際港都・横浜の守り神です。
創建された明治3年(1870)は、横浜が日本一の貿易港として、また文明開化の先駆けの地として、急速な発展を遂げていたときです。
当時の神奈川県知事・井関盛艮(いせきもりとめ)が「急速な近代化・西洋化の流れの中でも、横浜の人々が日本の国柄を見失わない為に、人々の心の拠り所、また横浜の象徴となるものとして、国家を鎮護する天照皇大神を祀る荘厳な神殿を築く」と告諭し、戸部の地にあった古社を再興し、港を一望する丘の上へと遷座したそうな。
遷座に際し、5日間にわたり盛大な祝祭が執り行われ、この祭りをきっかけに、アイスクリームが世に広まったのだとか。
伊勢山皇大神宮の一の鳥居は、伊勢神宮と同じ形をした神明鳥居で、台湾ヒノキの素木(しらき)で作られているのだとか。
昭和55年(1980)創建110年を記念して改築されたものだそうな。
下の写真は、明治初年に建てられた大鳥居の台座。
明治9年に横浜の地図が作成された際に刻まれた、水準点の印が残されている。
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