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今月も、引いたおみくじに記(しる)された行くべき道を真摯に受け入れたいと思います。
改めてこの1年を無事にすごせることを前祝いしたいと思います。「何事もない日常」と「この先の成功」の願いを込めて足を踏み入れ、「神拝詞(となえことば・しんぱいし)」に願いを託します。
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祓え給い
清め給え
神ながら
守り給い
幸え給え
はらえたまい
きよめたまえ
かむながら
まもりたまい
さきわえたまえ
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参拝した神社:和布刈神社(めかりじんじゃ・福岡・北九州市)
番号:第四番(第4番)
運勢:大吉
今回もおみくじに書かれている言葉に感動しました。
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吹く風に
高峰の雲も
はれ行きて
涼しく
照らす
十五夜の月
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この言葉の意味はこんな感じでしょうか。
眼の前にそびえ立つ、山頂が雲に隠れて見えなかった高い山も、
いい風が吹いてきて、雲がどこかへ行ってしまい、空は晴れ渡りました。
その風景を清々しく満月が照らしてくれています。
眼の前にあった、難問や心に引っかかっていたもやもやした事も風が吹いて、心のわだかまりを晴らしてくれます。
ここからは、思いのまま、満月が見守ってくれている明るい道を堂々と歩いていきなさい。
気持ちが迷わなければ素晴らしい未来が待っています。
この言葉を、このおみくじでは、具体的にこんなふうに解釈して、自分の人生をしっかり生きていきなさいと教えてくれています。
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冬の枯木に春が来て花さき
黒雲晴れて月てり輝く如く
次第に運開け幸福加わり家業繁盛します
しかし
安心して油断すると折角の幸が
禍となります用心しなさい
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この言葉の意味はこんな感じでしょうか。
とてもいい運気です。
何もなかった「無」のところに、いよいよ春が来て花が咲きます。
サクラサクということは、冬の間にがんばって、花や新芽が出るようにしっかり準備できていたということです。
その間は、木枯らしが吹き、雪が降る日もあったかもしれませんが、辛い時期、悩んだ時期を乗り越えられる風が吹くということです(もしくは、すでに吹いたかもしれません)。
恋愛面でも幸せになり、仕事面でも成功していくでしょう。
思っていることを今こそやるべきタイミングですが、
ここで手を抜くと、幸せだと思ったことが一転わざわいとなります。
そうならないためにも、幸せを感じたこと、願ったことはわき目も振らず、よそ見することなく、まっすぐに突き進みなさい。
そうすれば、何事も成功します。
そのために、日々精進して生きなさい。
この教えが、下記にあるすべての言葉と重なるから、おみくじの運とは摩訶不思議なもの。
願望:目上の人の助を得て思わず早く調う
待人:たよりなし来る
失物:早く出る 物の間
旅行:さわりなし
商売:気を付けてすれば吉
学問:安心して勉学せよ
相場:見合わせ今が大切
争事:人の助けあり早く済む
恋愛:容姿より心を選べ
転居:さしつかえなし
出産:やすし 信神せよ
病気:気に病むな 治る
縁談:思わず早く調う 他人にまかせよ
4番のおみくじの教えからすると、人によってはまだ少し待たなくてはならないかもしれません。
それでも、あなたはここからは自力本願でありながら、他力本願も必要です。
争事や縁談は信頼できる人に任せてしまいましょう。
あなたがやるべきことは、仕事や勉学において自分で決めた道を貫くことです。
つまり、いくつになっても夢に向かって突き進むために必要なことをやり抜くことです。
きっと、助けてくれます。
そして、大切な人とは心でつながっているので、決して裏切らないことです。
すべてを信じて、駒を確実に前に前に進めることです。
↓本堂を金龍とし、青龍、白龍、黒龍、赤龍と五龍神が祀られています。
辰年の参拝前に注意喚起が田無神社から出ている。
田無神社は神社神道の信仰・価値観に基づいて祭儀を行っているので、次のような信仰、価値観などについては解らないと表明されている。
・神社の信仰に属性や相性があるという考え
・神様が参拝者に降臨する、憑依するという考え
・特殊な参拝方法を行うとご利益があるという考え
・龍が人につくという考え
また、除霊や降霊(口寄せ)、霊媒、浄化、ヒーリング行為等を境内で行うことは遠慮してほしいと。
個人が、神社に来て心や肌感で感じるものを尊重すべきであり、誰かに何かを言われたり、こういう順番で回るといいとか、何かをするといいとか、そういったまやかしめいたことに惑わされないことも、神様や龍神様のご加護をいただく側として大切な心の持ち用かもしれませんね。
田無神社の創建は鎌倉時代まで遡るとか。
当初は現在の鎮座地より北へ1キロほど離れた北谷戸の宮山に鎮座していて、尉殿権現と称したそうな。
時代は下り江戸時代になると、江戸城増改築に際して、漆喰の原料である石灰運搬のために青梅街道が開かれ、北谷戸の住人たちは青梅街道沿いに移り住むこととなる。
その後、川越から江戸へ石灰を運ぶ舟ができると青梅街道を利用した石灰運搬はなくなるが、その後、青梅から甲府までの道が開通すると甲州街道の裏街道として再び賑わいを取り戻した。
このような歴史の経緯の中で、宮山に鎮座する尉殿権現社は17世紀に宮山から現在の鎮座地に遷座します。
その後、尉殿権現は明治政府の「神仏分離」政策により、明治5年(1872)に田無神社と社名を改め、現在に至るそうな。
主祭神は、級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)、大国主命です。
現在は五行思想に基づき、本殿に級津彦命(しなつひこのみこと)、級戸辺命(しなとべのみこと)として金龍、境内各所に黒龍、白龍神、赤龍、青龍を配祀し五龍神として信仰されている。
令和6年は辰年であることから、龍神様を祀っている神社仏閣への関心が高まっており、SNSや動画配信サイトで、ご利益を受ける方法や参拝方法などについて、たくさんの情報がはっしんされているが、中には有象無象のものも多い。
田無神社としては、同意しがたいものも多数あるという。
その一例が、「龍に乗る」「龍を降ろす」「龍が人に憑依する」「龍降臨」といったものだそうな。
これらは発信者独自の感想であって、あくまでも田無神社とは関係ないものだということを、再度確認しておきます。
おみくじについても、新五龍神みくじ(陶器製の龍の中におみくじが入れられているもの)の陶器製の龍にご神徳があるとSNSで発信されているようですが、あくまでもおみくじでしかなく、御守りや御神札のように神様の御分霊を込めたものではないということです。
おみくじですから、記(しる)された行くべき道を真摯に受け入れるものだと捉えるのがいいと思います。
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