24年6月29日 郡上本流の鮎はどこへ行った? | 長良川と郡上竿の世界

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6月29日(土)

梅雨の合間、つかのまの晴天予報。

長良川も引き水で最高のコンディション。

前日の金曜日は水が高くて竿が入っていないはず。

入れ掛かりになるかも・・・

 

早朝、国道156号を北上する。

長良川中央は、もちろん無理。

美並もまだ高い。

郡上八幡の街を通りて、勝更大橋から「五町の瀬」をのぞくと無人。

???

引き水どきは、ここが最高の場所のはずだけど。

(このとき少し違和感があった)

でもやりたい放題!

早速、着替えて吉田川合流すぐ上の荒瀬から釣り始める。

手前から丁寧にオトリを入れていくが、何も触らない。

垢はしっかり残っているのに??

瀬の芯も肩もダメ。

・・・何かがおかしい。

毎年、誰かが入れ替わり立ち代わり入った後でも、必ず鮎が掛かる場所なのに。

そこを早々に見切って、上の長い瀬を上流の勝更大橋まで引きながら探り上がるが一匹も掛からない。

底バレもケラレも皆無。

古垢も新垢もダメ。

右岸も左岸もダメ。

橋直下の竿抜けすらカスリもしない。

小一時間で「五町の瀬」を見切る。

この調子だと長良川本流は、どこもダメだろう。

(予定が狂った)

さて、どこへ行こう。

情報は無いが吉田川へ向かう。

馴染みのオトリ屋さんで話を聞くと、吉田川も調子が良くないという。

解禁直後はよく掛かったが、ここ数日はビリ小が中心とのこと。

案の定、釣り人も少ない。

でも、仕方がない。

遊んでいこう。

チャラ瀬はチビ鮎が多いというので強い瀬を狙っていくが、アタリは遠い。

それでも、やっと黄色い良型が掛かる。

だんだん引いていく水位に合わせて、竿抜けだろう柳の際々を狙うと良型が掛かる。

それでも、石裏なんかの緩い流れではチビばかりが邪魔する。

頼むからオトリが弱るので掛からないでほしい(笑)

午後になると、本流から移動してきた人で混んできた。

話をすると、やはり長良川本流も小さい鮎しか掛からないとのこと。

小さい鮎は放流して、なんとか夕方まで20匹を超えた。

それにしても、久々に厳しい釣りだった。

やはり私は、支流のコマゴマした釣りは苦手だ。

早く梅雨が明けて、本流で伸び伸びと釣りがしたい。

郡上の長良川本流は、初期放流の良型は大方釣り切られた感じで、天然遡上のチビが梅雨明けまでに成長したら楽しくなるだろう・・・たぶん(笑)