闘う物理学者! 天才たちの華麗なる喧嘩/竹内 薫
¥1,680
Amazon.co.jp

物理の偉人を対象とした,対決をテーマとした本.

こうしてみると,大きいテーマで歴史に名を残した人と

一歩遅れて影に隠れてしまった人というのは紙一重なんだなーとしみじみ.

でも名前が残ってないからといって成果も残ってないわけでは決して無くて,

現在の科学がほんとにたくさんの人の成果の積み重ねなんだなと思う.

それにしても,こういう超天才って歴史的に見ても数人か十数人くらいしかいないと

思うんだけど,それがアインシュタインとボーアとか湯川と朝永みたいに

同時代に生きて,係わり合いながら大きい理論を完成させる

っていうのが不思議な縁を感じてしまう.

と同時にうらやましくもある.

例えばサッカーで言えば同時代に生きた超一流選手で

名前が挙がるクライフとベッケンバウアー.

それ以外はペレもマラドーナもジダンもライバルには恵まれなかった.

このクライフの時代にサッカーは10年進んだといわれている.

こうしてライバルに恵まれている分,物理の世界は実は非常に先進的なのかもしれない.

数値流体工学/荒川 忠一
¥4,200
Amazon.co.jp


学生時代の復習ということで一読.

こんなにちゃんと読んだのは初めてだったりする.


長嶋●雄似の荒川先生の本.

数値解析の基本をおさらい,及び独学初修するには最適の本だと思う.

が,少々難しい.

実際にCFDやってイメージわかせてからやるのがいい気がする.


修士の時は先生の書いたプログラムを使ってなんとなくやっていたけど,

仕事で使うとなるとそうもいかないので.

誰も詳しい人いないし,先輩に教わるのは悔しいし.


学生時代を思い出して,ノスタルジックな気分になった一冊でした.

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)/佐藤 多佳子
¥520
Amazon.co.jp

いわずと知れた超有名作品.読んだのは2度目.

やっぱりいい.


妥協しない友情を描ききった名作だと思う.

内容的にも設定的にも無理が無い点が,感情移入しやすい一因となっていると思う.

昔,部活をやってたころが懐かしくなった.


2007年の本屋大賞に選ばれた本作品

2位が森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」

3位が三浦しをんの「風が強く吹いている」

の大激戦となった年に大賞をとった実力は伊達じゃない.


文体がやや幼い印象だけど,中身は骨太.

現代人,全ての年代の人にとって必読の書だと思う.