調律師、至高の音をつくる 知られざるピアノの世界 (朝日新書)/高木 裕
¥735
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ピアノという自分と全く関係ないものについての本.

ただ,意外と面白かった.


温度とか湿度とかの影響を受けながら,コンサートで最高の音を作ろうとする作者が単純にすごいと思った.

音だけじゃなくて,鍵の硬さとか,演奏される音楽の種類とかまで考慮して,

さらに自分のものじゃないピアノまで調律するとなると変数も解も多すぎて,

これをちゃんと制御できるようになるのは,AIではたぶん無理.

でもって,その変動さえも味にしてしまうとなるともはや神の所業だとしか思えません.


本の中で,よくピアノの演奏をF1レースにたとえていたけど,

絶対的な基準が無いピアノの世界のほうが複雑さは無限大だと思う.


この作者の人は自分の会社でピアニストのサポートを全力でしているみたいだけど,

自分の仕事と立場的に少し似ていて見習わないと,と思う.


中のエピソードでいろいろなお客の話が出てたけど,

そういうところも業界的に似てんなーと思った.


久しぶりの当たりの一冊だった.

ピアノのコンサート行きたいと思った.


キラークエスチョン (光文社新書)/山田玲司
¥693
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ちょっと外で時間があったときに買った本.

軽い内容ですぐ読み終わった.


僕も初対面の人と話すのが得意ではないので,

今度使ってみようかなと思える質問もいくつかあった.


質問からの話の広げ方とか背後の意味とか,

参考にできればもっとトークのスキルもアップしそう.


時間があれば,といった感じ.

メイドインジャパンとiPad、どこが違う? 世界で勝てるデジタル家電 (朝日新書)/西田宗千佳
¥777
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日本の家電メーカの弱体化が指摘されるようになって久しい.

アップルとかサムスンとかLGとかの侵略がー,みたいな記事をよく見る.


この本ではipad,iphoneを軸に,日本のものづくりの欠点を述べている.

欠点というより,オーバースペックというような考え方の違い.


読んでてなんとなく思ったのは,国民性によるところも大きいのかなというところ.

日本では故障しないことがいい製品だといわれるので,

開発のリソースもそっちに行くのはしょうがないと思う.

そういうところでipadみたいな楽しいけど適当な製品が出てきて,

日本の若者も耐久性をあんまり気にしなくなってきて,

実際致命的な故障以外はそんな重要じゃなくて,

っていう状況が重なって,急すぎてそんなすぐには対応できないよなーという日本メーカの姿.


アップルの考えかたも参考にできるところはあるはずだと思うので,

そういうところを柔軟にまねできるようになればまだまだ日本のメーカも頑張れると思った.


まずIS03がどこまで仕上がっているのか,気になる。。。